常珍寺 (栃木県芳賀町)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 常珍寺 (栃木県芳賀町)の意味・解説 

常珍寺 (栃木県芳賀町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/11 20:40 UTC 版)

常珍寺
所在地 栃木県芳賀郡芳賀町西水沼1236
山号 瀧海山
院号 弘誓院
宗派 天台宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 天安2年(858年
開山 慈覚大師円仁
文化財 銅造地蔵菩薩半跏像、銅造大日如来坐像、銅造阿弥陀如来立像、銅造地蔵菩薩立像(以上、栃木県指定有形文化財)
法人番号 6060005003152
テンプレートを表示

常珍寺(じょうちんじ)は、栃木県芳賀郡芳賀町にある天台宗寺院

歴史

858年天安2年)、慈覚大師円仁によって開山された[1][2]

1087年寛治元年)、源義家持仏聖観世音菩薩を奉納し、後三年の役の戦勝を祈願したという。この聖観世音は、現在は秘仏となっている[1]

かつては現在地より約150メートルの場所に位置していたが、延宝年間(1673年 - 1681年)の土砂崩れのため、1683年天安3年)に現在地に移転した[1]

文化財

  • 銅造地蔵菩薩半跏像(栃木県指定有形文化財 昭和52年2月15日指定)[3]
  • 銅造大日如来坐像(栃木県指定有形文化財 昭和52年2月15日指定)[4]
  • 銅造阿弥陀如来立像(栃木県指定有形文化財 昭和52年2月15日指定)[5]
  • 銅造地蔵菩薩立像(栃木県指定有形文化財 昭和52年2月15日指定)[6]

境内林

寺の周囲は境内林、さらにアカマツコナラなどの平地林に囲まれており、栃木県により常珍寺緑地環境保全地域に指定されている[7]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c 常珍寺天台宗栃木教区
  2. ^ 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年、308p
  3. ^ 銅造地蔵菩薩半跏像栃木県
  4. ^ 銅造大日如来坐像栃木県
  5. ^ 銅造阿弥陀如来立像栃木県
  6. ^ 銅造地蔵菩薩立像栃木県
  7. ^ 03 常珍寺(じょうちんじ)緑地環境保全地域”. 栃木県. 2024年11月11日閲覧。

参考文献

  • 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  常珍寺 (栃木県芳賀町)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

常珍寺 (栃木県芳賀町)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



常珍寺 (栃木県芳賀町)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの常珍寺 (栃木県芳賀町) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS