左胃大網動脈とは? わかりやすく解説

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左胃大網動脈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/07 15:12 UTC 版)

Left gastroepiploic artery
腹腔動脈とその枝。肝臓を上にあげ、小網と大網の前層を取り除いている。左胃大網動脈は右下に見える。
右胃大網動脈と左胃大網動脈は4番である。
概要
供給源 脾動脈
静脈 左胃大網静脈
栄養 胃の大彎
表記・識別
ラテン語 Arteria gastroomentalis sinistra,
arteria gastroepiploica sinistra
グレイ解剖学 p.606
TA A12.2.12.047
FMA 14796
解剖学用語

左胃大網動脈(ひだりいたいもうどうみゃく、英語: left gastroepiploic artery or 英語: left gastro-omental artery)は、脾動脈最大の枝であり、の大彎から約1横指または1横指以上離れたところを左から右に、大網膜の層の間を走り、右胃大網動脈と吻合する。

次の2つに分岐する。

  • 胃枝: 胃の両表面に上昇するいくつかの枝
  • 大網枝: 下降し大網膜に供給し、中結腸動脈の枝と吻合する。

イメージ

胃への血液供給。左胃動脈及び右胃動脈、左胃大網動脈及び右胃大網動脈短胃動脈[1]

脚注

この記事にはパブリックドメインであるグレイ解剖学第20版(1918年)606ページ本文が含まれています。

  1. ^ Essential Clinical Anatomy. K.L. Moore & A.M. Agur. Lippincott, 2 ed. 2002. Page 150

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