左団扇

実用日本語表現辞典

左うちわ

読み方：ひだりうちわ
別表記：左団扇

左手でうちわを使用することから転じて、余裕のある楽な暮らしぶりを意味する語。安穏とした生活。

（2012年7月7日更新）

デジタル大辞泉

ひだり‐うちわ〔‐うちは〕【左団^＝扇】

読み方：ひだりうちわ

利き手でない左手でゆうゆうとうちわを使うこと。転じて、安楽に暮らすこと。ひだりおうぎ。「—で暮らす」「—の生活」

難読語辞典

左団扇

読み方：ヒダリウチワ（ｈｉｄａｒｉｕｃｈｉｗａ）

安楽な生活を送ること

隠語大辞典

左団扇

読み方：ひたりうちわ，ひだりうちわ

1. 安楽なるさまをいふ。
2. 遊んで暮せる境遇のことをいふ。悠然と左手に団扇を使つて煙草でも喫んでゐられるといふのである。
3. 遊んで暮せる境遇のことをいふ。悠然と左手に団扇を使ひ、煙草でも喫んでゐられるからいつたもの。
4. 〔俗〕遊んで暮せる者のこと。
5. 働かずに遊んで居て食へる境遇にある者のことをいふ。
6. 遊んで暮すことができる者のこと、ゆるゆると左で団扇を使うの意。
7. 楽隠居のこと。右手（働くこと）を使わないで懐手をし、余裕たつぷりというところから。〔俗〕

分類 俗語、俗／一般

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「左団扇」の例文・使い方・用例・文例

• 左団扇で暮らす
• 娘に嫁がせて親達は左団扇で暮らしている
• 親達は左団扇で暮らしている