峨瓏峡とは? わかりやすく解説

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峨瓏峡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/21 04:48 UTC 版)

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峨瓏峡(がろうきょう)は、秋田県藤里町にある渓谷。藤里峡の一つ。2004年に指定された秋田白神県立自然公園に含まれている。

概要

峨瓏の滝

峨瓏峡(がろうきょう)は、白神山地を通り秋田県と青森県を結ぶ青森県道・秋田県道317号西目屋二ツ井線沿いの滝の沢にある「峨瓏大滝」や「白糸二段の滝」がある渓谷。天然秋田スギがイタヤカエデトチノキなどの広葉樹のなかにあり、昼なお暗い鬱蒼とした渓谷である。「峨瓏大滝親水公園」として整備されている。駐車場などがある入口から、約600メートルの遊歩道があり、20分ほどの森林浴コースとなっている。 峨瓏大滝は落差12メートルで、滝壺前には不動明王を祭った滝ノ沢神社がある。 白糸二段の滝は、上段と下段の滝の間に、奥行きがある2段の滝で、峨瓏大滝より奥へ歩いて約5分のところにある。 峨瓏峡の上流部には高山(たかやま)と呼ばれる里山があり、約3キロの自然観察路が整備されている。 詳細は高山 (藤里町)を参照

峨瓏大滝は、江戸時代の旅行家、菅江真澄が訪れた景勝地でもあり、滝ノ沢神社の境内には、その時に詠んだ和歌の歌碑が設置されている。[1]

菅江真澄の和歌・・・ 『零(ふ)る雪か 花があらぬか 山風に さそわれてちる 滝のしら泡』

ギャラリー

脚注

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  1. ^ 藤里で遊ぶ 自然体験

関連項目

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