山口家住宅 (蟹江町)とは? わかりやすく解説

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山口家住宅 (蟹江町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/26 10:02 UTC 版)

山口家住宅
情報
構造形式 木造茅葺一部瓦葺[1]
建築面積 192 m² [1]
階数 平屋建[1]
竣工 江戸時代
所在地 497-0040
愛知県海部郡蟹江町4丁目215
座標 北緯35度07分48.9秒 東経136度47分29.1秒 / 北緯35.130250度 東経136.791417度 / 35.130250; 136.791417 (山口家住宅)座標: 北緯35度07分48.9秒 東経136度47分29.1秒 / 北緯35.130250度 東経136.791417度 / 35.130250; 136.791417 (山口家住宅)
文化財 登録有形文化財
指定・登録等日 2011年1月26日[1]
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山口家住宅(やまぐちけじゅうたく)は、愛知県海部郡蟹江町4丁目215にある邸宅。主屋が登録有形文化財

歴史

山口家はこの地域の大地主だった[2]。主屋は江戸時代に建てられた[1]。1891年(明治24年)10月28日に発生した濃尾地震を経て、明治時代に改修された[1]

9代目当主の山口一角は茶華道、漢詩、和学などに優れた文人として知られた[3]。1893年(明治26年)、表千家11世家元碌々斎の直門である吉田紹敬によって茶室の聴涛庵(ちょうとうあん)が作られた。1908年(明治41年)には表門が作られた。

2011年(平成23年)1月26日、主屋、茶室、表門が登録有形文化財に登録された[1]

建築

主屋は敷地の中央東寄りに南面する[1]木造平屋建、入母屋造茅葺[1]。桁行14メートル、梁間6.8メートル[1]。東側に土間、西側に床上がある[1]。四つ建て(鳥居建て)と呼ばれる尾張地方の伝統的な建築技法を用いている[1]

  • 主屋 - 木造平屋建、茅葺一部瓦葺。建築面積192㎡。江戸時代竣工、明治時代改修。
  • 茶室 - 木造平屋建、瓦葺一部鉄板葺。建築面積35㎡。1893年(明治26年)竣工。露地門の奥にある。
  • 表門 - 瓦葺、間口3.8m、塀付。1908年(明治41年)竣工。前の2本の控柱が省略された四脚門

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 山口家住宅主屋 文化遺産オンライン
  2. ^ 『日本現今人名辞典 訂正2版』日本現今人名辞典発行所、1901年
  3. ^ 蟹江町十年の歩み編集委員会『蟹江町十年の歩み』蟹江町、1985年、p.118

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