山之内克子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/09 01:55 UTC 版)
山之内 克子(やまのうち よしこ、1963年 - 2023年1月18日 )は、日本の西洋史学者、神戸市外国語大学教授。
略歴
愛媛県生まれ。1986年早稲田大学第一文学部西洋史学専修卒業、同大学院文学研究科修士課程修了、1997年ウィーン大学精神科学部経済社会史学科博士課程修了、(Ph.D.)[1]。神戸市外国語大学助教授を経て、教授。近代オーストリア史が専門。
著書
- 『ウィーン ブルジョアの時代から世紀末へ』講談社現代新書 1995
- Burgerliche Lesekultur im 19. Jahrhundert : eine sozialgeschichtliche Untersuchung am Beispiel Wiens / WUV-Universitatsverlag 1998 (Dissertationen der Universitat Wien)
- 『啓蒙都市ウィーン』山川出版社「世界史リブレット」 2003
- 『ハプスブルクの文化革命』講談社選書メチエ 2005
- 『物語 オーストリアの歴史-中欧「いにしえの大国」の千年』中公新書 2019
翻訳
- ディーター・ヒルデブラント『第九 世界的讃歌となった交響曲の物語』法政大学出版局 2007
- ロビン・オーキー『ハプスブルク君主国 1765-1918 マリア=テレジアから第一次世界大戦まで』三方洋子訳、秋山晋吾共監訳 NTT出版 2010
- ミヒャエル・ノルト『人生の愉楽と幸福 ドイツ啓蒙主義と文化の消費』法政大学出版局 2013
論文
脚注
外部リンク
- 山之内克子のページへのリンク