局所状態密度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/14 08:16 UTC 版)
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局所状態密度(LDOS、英: local density of states)とは、ある位置でのあるエネルギーをもつ電子の状態密度のこと。
理想的な結晶では、状態密度は全ての位置で同じ値をとる。しかし結晶構造に位置的な乱れ(表面、欠陥など)がある場合、状態密度は位置についての関数となり、局所状態密度が有用となる。局所状態密度を位置について積分すると状態密度となる。
また局所状態密度をエネルギーについて(フェルミエネルギーまで)積分すると、電子密度となる。
測定
局所状態密度の測定は、走査型トンネル顕微鏡(STM)によって行うことができる。
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