尻尾釣り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/05 03:12 UTC 版)
馬の糞を地蔵のお供え物に見せかけ、つまみ食いする通行人を化かす狐がいた。彦一はその狐を懲らしめてやろうと考え、その狐に鮒をお裾分けした。狐は大喜びでそれをたいらげ、どこでどうやって釣れるのかとたずねると、彼は「こうやってお堀に尻尾をさらしておくと、鮒が釣れる」といった。それを聞いた狐は真似をして尻尾をお堀に差し出すが、何せ真冬に夜通し晒したものだからすっかり凍り付いてしまい、翌朝お城の番をしていた役人に、散々な目に遭わされてしまった。
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