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小林七朗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 14:59 UTC 版)

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小林 七朗(こばやし しちろう、1856年1月9日(安政2年12月2日[1])- 1909年明治42年)10月31日[1][2])は、明治期の地主、醸造家、実業家政治家衆議院議員

経歴

甲斐国巨摩郡河原部村[1]山梨県[2]北巨摩郡韮崎町[3]を経て現韮崎市[1])で、大地主[1][4]で屋号「布屋」として知られた豪商の家に生まれた[1][4]。醤油醸造業、酢味噌製造業を営んだ[2][3][4]

1884年(明治17年)山梨県会議員に選出された[1]峡北政界で反自由党の中心となり、県内の地主派の指導者として活躍した[1]。1898年(明治31年)3月の第5回衆議院議員総選挙で山梨県第1区から無所属で出馬して当選し[1][5]、衆議院議員に1期在任した[2][3]

実業界では、韮崎銀行取締役、第十銀行監査役などを務めた[1][2][3][4]。晩年は隠居して神奈川県大磯で過ごし、同地で没した[1]

国政選挙歴

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k 『山梨百科事典 創刊120周年記念版』387頁。
  2. ^ a b c d e 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』245頁。
  3. ^ a b c d 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』178頁。
  4. ^ a b c d 「小林七郎」『日本現今人名辞典』こノ10頁。
  5. ^ a b c 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』89頁。
  6. ^ 『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』17頁。

参考文献

  • 『日本現今人名辞典』日本現今人名辞典発行所、1900年。
  • 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』衆議院事務局、1918年。
  • 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 山梨日日新聞社編『山梨百科事典 創刊120周年記念版』山梨日日新聞社、1992年。



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