対称移動とは? わかりやすく解説

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対称操作

(対称移動 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/28 00:01 UTC 版)

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結晶学における対称操作とは、格子点を不変にする操作である。 対称操作には次のものがある。

ただし、並進操作と回転操作には対称操作でないもの存在する。

対称操作

並進操作

並進操作は以下で表される。

ここでは整数、は基本単位格子を表すベクトル。

回転操作

回転操作は、ある軸まわりに

だけ格子を回転した後、まったく同一の格子に重なるような操作をいう。 またこのときの軸をn回回転軸と呼ぶ。 5回、7回などの回転軸は並進操作と両立しないことに注意。

反転操作

反転操作は、反転中心に関して次の座標変換をもたらす。

鏡映操作

鏡映操作は、文字通り点Aを面m(鏡映面)について面対称な点A'に移動させる。

参考文献




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