安穏寺_(愛知県扶桑町)とは? わかりやすく解説

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安穏寺 (愛知県扶桑町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/14 00:53 UTC 版)

安穏寺
所在地 愛知県丹羽郡扶桑町高雄中郷122
山号 正眼山
宗派 曹洞宗[1]
本尊 釈迦如来[1]
創建年 1749年(寛延2年)[1]
開山 僧悦宗[1]
中興 僧眼[1]
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安穏寺(あんのんじ)は、愛知県丹羽郡扶桑町高雄にある曹洞宗寺院

概要

1370年応安3年)に僧悦宗が建立したもので、もとは知多郡篠島村にあって正蔵庵と称し正法寺末寺であった。1749年寛延2年)当地に移し、1751年(寛延4年)安穏寺とした。1755年宝暦5年)に、武蔵国川越の孝顕寺の末寺となった。中興開山は僧眼、開基は川越城主松平大和守であった。当寺は昔修行の道場で、歴代の住職が盛んに禅風を発揚したと伝えられる。

あじさい寺

安穏寺はアジサイ寺として地域で親しまれ、毎年5月中旬から6月ごろには約1,500株あるアジサイが境内を彩る[2][3]

先代住職の安達秀賢が50年近く前、広い境内を花でいっぱいにしようと植え始めた。アジサイは挿し木で増やしやすいことに加え、「アジサイなら心が癒やされるだろうと思った」からだったという。ヤマアジサイやアナベル、ダンスパーティーなど様々な品種がある。他にも花しょうぶなど多様な花が育つ。あじさい祭も開かれる[4]

脚注

  1. ^ a b c d e 扶桑町教育委員会 & 扶桑町史編集委員会 1998, pp. 512.
  2. ^ 『中日新聞』2023年06月08日朝刊尾張総合15頁、水越直哉、「アジサイ 色とりどり 扶桑の安穏寺で見頃」
  3. ^ 『中日新聞』2022年06月08日朝刊近郊版12頁、水越直哉、「「あじさい寺」 青、紫、ピンク 扶桑」
  4. ^ 『中日新聞』2019年06月06日朝刊近郊版14頁、三田村泰和、「アジサイ 初夏彩る 扶桑・安穏寺で1500株見ごろ」

参考文献

  • 扶桑町教育委員会、扶桑町史編集委員会『扶桑町史 下』扶桑町、1998年。 



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