太らせた結び目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 14:05 UTC 版)
馴れた結び目の概念を拡張して、中身の詰まったトーラス D2 × S1 の S3 への埋め込みを考えたものを、太らせた結び目 (framed knot) と言う。 ひねり数 (framing) は、太らせた結び目に付随させられる帯状領域 I × S1 の像の絡み数を言う。太らせた結び目はこの帯状領域の埋め込みとして、ひねり数はその結び目に加えられた(符号付きの)ひねりの総数として理解できる。太った絡み目のひねり数も同様に一般化して定義することができる。太った絡み目が互いに同値であるとは、それらを中身の詰まったトーラスとみたときに全同位であるときに言う。
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