大島の傘踊り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 14:27 UTC 版)
貞享3年(1686年)に、名君と慕われた細川通董の百回忌が通董の菩提寺(長川寺)で営まれた。この時に旧大島地区の遺臣たちが武芸の“はしばし”を取り入れた供養踊りを奉納していたところ、たまたま夕立となり刀の代わりに雨傘を使用して踊ったことが起源といわれる「大島の傘踊り」が現代にも伝わっている。 これは全国的に多い輪踊りの形をとるもので、2人1組となり傘を刀に見立てて斬り合うように踊るのが特徴的である。岡山県指定重要無形民俗文化財となっている。現在は地元の保存会により、その一部が盆踊りとして舞われている。
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