台湾中小企業銀行とは? わかりやすく解説

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台湾中小企業銀行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/13 14:07 UTC 版)

台湾中小企業銀行
台湾中小企業銀行本店
本社所在地 中華民国台湾
台北市大同区塔城街30号
設立 1915年
業種 銀行業
法人番号 9700150084994
SWIFTコード MBBTTWTP
事業内容 銀行
外部リンク www.tbb.com.tw
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台湾中小企業銀行
各種表記
繁体字 臺灣中小企業銀行股份有限公司
発音: タイワンチュウショウキギョウギンコウ
英文 Taiwan Business Bank Co., Ltd.
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台湾中小企業銀行(台湾中小企銀、台湾企銀、台企銀)は、台湾の大手商業銀行のひとつで、中小企業向けに特化した金融機関である。本社は台北市大同区にある。

前身は、日本の旧無尽業法(1915年施行)に基づき設立された台湾無尽(1915年台北)および大正無尽(同年台南)であり、その後、合併および接収、国営化を経て、1998年に民営化された。

経歴

  • 1915年6月 「臺灣無盡株式會社」台北市で設立。
  • 1915年7月 「大正無盡株式會社」台南市で設立。
  • 1920年7月1日 臺灣無盡及び大正無盡が合併し「臺灣勸業無盡株式會社」(台湾勧業無尽)となる。資本金50万円。本店台北市本町3丁目1番地(現在の台北市中正区懷寧街30号)。
  • 1926年 台湾勧業無尽を改組し、「臺灣南部無盡株式會社」(営業地域・台湾南部)を設立。台湾勧業無尽の営業範囲は、台湾北部および南部となる。
  • 1946年9月1日 台湾省行政長官公署の命令で、臺灣勸業無盡、臺灣南部無盡、東臺灣無盡及び臺灣住宅無盡の4つの(設立準拠法を日本とする)株式会社が合併し、中華民国の法律に基づく「臺灣無盡業股份有限公司」(台湾無尽業)となる。
  • 1947年5月31日 台湾無尽業が「常盤土地株式會社」を吸収合併。
  • 1947年6月1日 台湾無尽業が貯金互濟公司(相互掛金及び貯金を取り扱う金融機関で、日本でいう旧相互銀行に相当)に転換し、商号を「臺灣省人民貯金互濟股份有限公司」に変更。
  • 1948年1月 臺灣省人民貯金互濟公司の商号を「臺灣省合會儲蓄股份有限公司」に変更。
  • 1976年7月1日 銀行法の規定に基づき、臺灣省合會儲蓄公司を特殊会社たる銀行「臺灣中小企業銀行股份有限公司」(Medium Business Bank of Taiwan)[1]に転換し、台湾において最初の中小企業向け融資に特化した銀行となる[2]
  • 1998年1月22日 臺灣中小企業銀行を民営化。

脚注

  1. ^ 現在でも、SWIFTコードにその名残がある。
  2. ^ その後、各地に設立された中小企業信用専業銀行は、他行に吸収合併され、本行のみが唯一現存する。



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