古俣健次とは? わかりやすく解説

古俣健次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 07:30 UTC 版)

古俣 健次
名前
愛称 オオグチ[1]
カタカナ コマタ ケンジ
ラテン文字 KOMATA Kenji
基本情報
国籍 日本
生年月日 (1964-07-15) 1964年7月15日(60歳)
出身地 新潟県
身長 166cm
体重 62kg
選手情報
ポジション MF
利き足 右足
ユース
1980-1982 新潟工業高校
1983-1986 大阪商業大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1987-1995 ヤマハ/ジュビロ磐田 112 (1)
1996-1998 アルビレックス新潟[注 1]
通算 112 (1)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

古俣 健次(こまた けんじ、1964年7月15日 - )は新潟県新潟市出身の元サッカー選手、サッカー指導者。サッカー解説者。

来歴

新潟工業高校から大阪商業大学を経て、1987年に日本サッカーリーグ(JSL)のヤマハ発動機(現ジュビロ磐田)に入団。1987/88年シーズンで全試合に出場し、新人王を受賞。日本代表合宿に招集され、松永成立、武田修宏、黒崎久志、菊原志郎らと共にマラハリムカップに出場し、優勝に貢献した。ジャパンフットボールリーグを経て、ジュビロがJリーグ昇格後の1994年まで主力の一角としてプレーしたが、1995年は頸椎の骨折や、同じポジションのドゥンガ加入などが原因でわずか1試合の出場に留まり、オフに戦力外通告を受けて退団した。

翌1996年からは新天地としてフランツ・ファン・バルコム監督率いる北信越サッカーリーグアルビレオ新潟FC(現アルビレックス新潟)を選んだ。元Jリーガーとしての経験を生かし、当時アマチュア程度の意識しか無かったチームメイト達をプロサッカー選手として意識改革。1年目にして北信越リーグを優勝、MVPに選出される。又チーム内外での絶大的な存在感から、1997年北信越リーグのホームゲーム選手紹介アナウンスで「ミスター・アルビレックス」と称され、アルビレックス新潟の北信越リーグ2連覇、ジャパンフットボールリーグ昇格に貢献した。1998年途中、度重なる怪我の悪化により現役を引退した。

現在はサッカー解説者や、新潟市西蒲区のJr.Jrユースサッカークラブ「フリーダム新潟FC」代表理事、北信越クラブユースサッカー連盟理事長を務め、日本クラブユースサッカー連盟、北信越サッカー協会、新潟県サッカー協会の理事としても活動、新潟市西蒲区の潟東サルビアサッカー場の施設長となっている。 又怪我の治療目的で始めたアロマセラピーの講師を務めるなど、引退後も多方面で活躍している。

選手時代の特徴

  • 93年暮れに右足首を手術し、翌年のJリーグに万全の備えで臨んだ[2]
  • 守備的なMFとして中盤の底に位置し、ハードなマークで相手の攻撃の芽を摘むプレーが特徴。小柄な体ではあれど、抜群のスタミナを生かして戦うファイター[2]だった。

所属クラブ

個人成績

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 JSL杯/ナビスコ杯 天皇杯 期間通算
1987-88 ヤマハ 22 JSL1部 22 0 1 0 0 0 23 0
1988-89 22 0 2 0 2 0 26 0
1989-90 12 0 1 0 2 0 15 0
1990-91 9 0 2 0
1991-92 5 0 1 0
1992 旧JFL1部 10 1 -
1993 磐田 5 0 1 0 0 0 6 0
1994 - J 26 0 4 0 0 0 30 0
1995 1 0 - 0 0 1 0
1996 新潟 18 北信越 - 1 0
1997 - 2 0
1998 旧JFL 10 1 - 0 0 10 1
通算 日本 J 27 0 4 0 0 0 31 0
日本 JSL1部 70 0
日本 旧JFL 25 2 1 0
日本 北信越 -
総通算

その他の公式戦

個人タイトル

脚注

  1. ^ 1996年はアルビレオ新潟

出典・引用

  1. ^ [1988年カルビー・サッカーカードNo.5より]
  2. ^ a b [1994年カルビー・サッカーカードNo.117]

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