南部縦貫鉄道DB11形ディーゼル機関車とは? わかりやすく解説

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南部縦貫鉄道DB11形ディーゼル機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/08 15:29 UTC 版)

南部縦貫鉄道DB11形ディーゼル機関車(なんぶじゅうかんてつどうDB11がたディーゼルきかんしゃ)は、かつて南部縦貫鉄道線で運用されていたディーゼル機関車である。1両(DB11)のみが存在した。

概要

富士重工業1962年に製造したモーターカーTMC100BSで、当初は車籍はなく、南部縦貫鉄道の建設工事に運用されていた。1964年2月18日に車籍をとり、DB11形となった。床下に油圧式転車装置を装備しており、人力で方向転換が可能であった。

元々モーターカーであったこともあって非力であった。冬場はスノープラウを装着して除雪車として運用されていた。南部縦貫鉄道の他のディーゼル機関車が1984年2月1日に貨物営業の廃止以降はほとんど運用されなかったのに対し、鉄道廃止まで除雪車として運用され続けていた。

2002年8月1日、南部縦貫鉄道廃止に伴い廃車となった。

現在は旧・七戸駅構内の車庫で動態保存されており、イベント時に展示されている。

主要諸元

  • 全長:4,500mm
  • 全幅:2,652mm
  • 全高:2,650mm
  • 自重:7.0t
  • 機関:DA120(125ps)×1基
  • 軸配置:B

参考文献

関連項目




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