千川純一とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 千川純一の意味・解説 

千川純一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/10 00:29 UTC 版)

千川 純一(ちかわ じゅんいち、1930年10月26日[1] - 2021年12月15日[2])は、日本物理学者和歌山県出身。紫綬褒章受章。

略歴

1953年京都大学理学部物理学科卒、1961年理学博士京都大学、旧制)。

1960年からNHK放送科学基礎研究所でX線回折による結晶の成長と完全性の研究を行い、1984年から1991年まで文部省高エネルギー物理学研究所放射光実験施設長、姫路工業大学教授を経て、1996年から兵庫県立先端科学技術支援センター所長。大型放射光施設SPring-8に県専用ビームラインを提案、産官学の研究を推進している。1990年、日本放射光学会会長[3]。1991年、総合研究大学院大学名誉教授。1992年から1993年まで、日本結晶成長学会会長[4]。2000年、日本学士院賞

1961年京都大学より理学博士学位を取得。論文の題は「多陽極比例計数管X線回折装置」[5]

受賞

  • 1974年 第20回大河内記念技術賞
  • 1977年 第19回科学技術功労者表彰
  • 1985年 第2回日本結晶成長学会論文賞「Live X-ray Topography」[6]
  • 1985年 紫綬褒章
  • 2000年 日本学士院賞[7]

脚注

  1. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus. “千川純一”. コトバンク. 2019年11月24日閲覧。
  2. ^ 【訃報】元フォトンファクトリー施設長・千川純一先生がご逝去されました
  3. ^ 歴代会長”. 日本放射光学会. 2019年11月24日閲覧。
  4. ^ 日本結晶成長学会 歴代会長”. 日本結晶成長学会. 2019年11月24日閲覧。
  5. ^ 博士論文書誌データベース
  6. ^ 論文賞 歴代受賞者一覧”. 日本結晶成長学会. 2014年9月19日閲覧。
  7. ^ 恩賜賞・日本学士院賞・日本学士院エジンバラ公賞授賞一覧”. 日本学士院. 2014年9月19日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「千川純一」の関連用語

千川純一のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



千川純一のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの千川純一 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS