創元ファンタジイ新人賞とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 創元ファンタジイ新人賞の意味・解説 

創元ファンタジイ新人賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 07:07 UTC 版)

創元ファンタジイ新人賞
受賞対象 商業媒体未発表のファンタジー長編小説
日本
主催 東京創元社
報酬 印税全額
初回 2015年
最新回 2020年
公式サイト http://www.tsogen.co.jp/award/fantasy/

創元ファンタジイ新人賞(そうげんファンタジイしんじんしょう)は、東京創元社が主催していた長編ファンタジイ作品を対象とした公募新人文学賞2014年4月、東京創元社の創立60周年を記念して募集を開始[1]。賞金は印税全額。受賞作は東京創元社から刊行された。

当初は一回限りの賞とする予定だったが、予想を大きく上回る応募が寄せられたため、継続されて回を重ねることとなった。創元推理文庫創刊60周年の節目に当たる第5回の実施をもって休止された[2]

選考委員

受賞作一覧

応募数 受賞作 受賞者 刊行
第1回[3](2015年7月28日発表) 226編 正賞 該当作なし
選考委員特別賞 影王の都[注 1] 羽角曜 2016年3月(創元推理文庫)
優秀賞 玉妖綺譚[注 2] 真園めぐみ 2016年5月(創元推理文庫)
魔導の系譜 佐藤さくら 2016年7月(創元推理文庫)
第2回[4](2017年1月24日発表) 152編 正賞 宝石鳥 鴇澤亜妃子[注 3] 2017年8月(単行本)
優秀賞 ぬばたまおろち、しらたまおろち 白鷺あおい 2017年9月(創元推理文庫)
第3回[5](2018年1月31日発表) 153編 正賞 該当作なし
佳作 忘却城[注 4] 鈴森琴[注 5] 2019年2月(創元推理文庫)
第4回[6](2019年2月1日発表) 140編 正賞 星砕きの娘[注 6] 松葉屋なつみ 2019年8月(単行本)
優秀賞 水使いの森[注 7] 庵野ゆき[注 8] 2020年3月(創元推理文庫)
第5回[7](2020年1月31日発表) 132編 正賞 該当作なし
佳作 ヴェネツィアの陰の末裔 上田朔也 2022年4月(創元推理文庫)

脚注

注釈

  1. ^ 受賞時の「砂の歌 影の聖域」より改題
  2. ^ 受賞時の「夢現のはざま~玉妖綺譚~」より改題
  3. ^ 応募時の「ときざわあきこ」より改名
  4. ^ 入選時の「忘却城の界人」より改題
  5. ^ 入選時の「心琴」より改名
  6. ^ 受賞時の「沙石の河原に鬼の舞う」より改題
  7. ^ 受賞時の「門のある島」より改題
  8. ^ 入選時の「深野ゆき」より改名

出典

  1. ^ 【プレスリリース】東京創元社 創元ファンタジイ新人賞を開催!
  2. ^ 創元ファンタジイ新人賞”. 東京創元社. 2018年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月3日閲覧。
  3. ^ 創元ファンタジイ新人賞”. 東京創元社. 2016年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月6日閲覧。
  4. ^ 創元ファンタジイ新人賞”. 東京創元社. 2017年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月6日閲覧。
  5. ^ 創元ファンタジイ新人賞”. 東京創元社. 2018年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月6日閲覧。
  6. ^ 創元ファンタジイ新人賞 | 東京創元社”. web.archive.org (2019年5月6日). 2022年8月24日閲覧。
  7. ^ 創元ファンタジイ新人賞 | 東京創元社”. web.archive.org (2022年4月7日). 2022年8月24日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「創元ファンタジイ新人賞」の関連用語

創元ファンタジイ新人賞のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



創元ファンタジイ新人賞のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの創元ファンタジイ新人賞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS