光州兵事区とは? わかりやすく解説

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光州兵事区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/16 15:28 UTC 版)

光州兵事区(こうしゅうへいじく)は、1939年8月に日本統治時代の朝鮮に設置された大日本帝国陸軍兵事区の一つ。忠清南道全羅北道全羅南道を管轄領域とし、光州陸軍兵事部が置かれ徴兵召集兵事事務を所掌した。

概要

1939年(昭和14年)、陸軍兵事部令が制定され、朝鮮軍管区第20師団管区の下に光州兵事区が設置された[1][2]1943年(昭和18年)の陸軍管区表の改正で管轄領域が全羅南道のみになった[3]

光州兵事区を管轄した第20師団管区は1940年8月に京城師団管区に、1941年10月に京城師管、1945年4月1日京城師管区に改組された。

光州陸軍兵事部長

氏名 階級 在任期間 出典
光州兵事部部長
川村宇一 歩兵大佐 1939.8.1 - [4][5]
鶴見鴻二 歩兵大佐 1942.8.1 [6][5]
光州兵事部部長・光州地区司令官
二宮晋一 少将 1945.3.31 - [7][5]

脚注・出典

  1. ^ 官報 1939年08月02日』大蔵省印刷局、1939年8月2日https://dl.ndl.go.jp/pid/2960266 
  2. ^ 帝国行政区画便覧』警眼社、昭和16、附254頁https://dl.ndl.go.jp/pid/1123873 
  3. ^ 官報 1943年03月26日』大蔵省印刷局、1943年3月26日https://dl.ndl.go.jp/pid/2961364 
  4. ^ 同盟旬報』同盟通信社、1939年https://www2.i-repository.net/il/meta_pub/G0000002chosai_A15_0322_077(052)2340 
  5. ^ a b c 大内那翁逸, 津野田喜長『旧帝国陸軍編制便覧 第3巻』大内那翁逸、1995年10月、112頁https://dl.ndl.go.jp/pid/12729984 
  6. ^ 同盟旬報』同盟通信社、1942年https://www2.i-repository.net/il/meta_pub/G0000002chosakai_A38_0622_185(024)5798 
  7. ^ 松原慶治 編『終戦時帝国陸軍全現役将校職務名鑑』戦誌刊行会、1985年https://dl.ndl.go.jp/pid/11896808 

関連項目




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