先進技術実証機試験隊とは? わかりやすく解説

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先進技術実証機試験隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/13 08:41 UTC 版)

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先進技術実証機試験隊
X-2先進技術実証機
所属政体 日本
所属組織 防衛装備庁
部隊編制単位
兵種/任務/特性 試験
所在地 岐阜県岐阜試験場
最終上級単位 防衛省
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先進技術実証機試験隊(せんしんぎじゅつじっしょうきしけんたい)は、防衛装備庁隷下の試験部隊。岐阜試験場においてX-2の飛行試験を行っている[1]

概要

先進技術実証機試験隊は、防衛省及び製造企業の三菱重工業、エンジン開発企業のIHIの人員で構成されている。X-2飛行試験時の随伴機英語版T-4練習機を使用するが、航空自衛隊岐阜基地に所在する飛行開発実験団所属機を先進技術実証機試験隊のパイロットが運航している[2]

テストパイロットは4名在籍し、2016年11月29日から2017年10月31日までの期間に計32回の試験飛行を行っている[2]

試験飛行は岐阜基地周辺空域及び岐阜県北部から石川県、富山県にまたがるJ空域、愛知県沖のK空域で行われ[3][4]、試験項目では強度試験や加重検証試験から始まり、ステルス性に関する試験、推力偏向パドルの作動確認試験、高運動性試験等が行われた[2]

主要幹部

官職名 階級 氏名 補職発令日 前職
先進技術実証機試験隊長 2等空佐 坂本大助 2015年

歴代運用機

出典

  1. ^ 防衛装備庁岐阜試験場2017年12月5日閲覧
  2. ^ a b c イカロス出版 Jwing No233 2018年1月号 26頁-37頁 「先進技術実証機X-2と将来戦闘機F-3」
  3. ^ イカロス出版 Jwing No.215 2016年7月号 4頁-12頁 「やったね!祝・初飛行レポート X-2」
  4. ^ 防衛装備庁外部評価報告書 先進技術実証機(高運動ステルス機) 所内試験終了時点 平成29年12月 2018年3月28日閲覧

関連項目

外部リンク




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