備北粉化工業
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非公開 |
本社所在地 | ![]() 〒718-0017 岡山県新見市西方704 |
設立 | 昭和22年1月1日 |
業種 | 鉱業 |
法人番号 | 2260001019227 |
事業内容 | 工業用・食品添加物用・医薬品用重質炭酸カルシウムの製造・販売 |
代表者 | 加藤清一 |
資本金 | 3500万円 |
従業員数 | 156名 |
外部リンク | bihokufunka |
備北粉化工業株式会社(びほくふんかこうぎょう)は、岡山県新見市に本社を置く石灰石・炭酸カルシウムメーカーである[1][2][3]。
概要
1942年(昭和17年)に加藤斉が岡山県新見市で備北製粉化学工業所を発足させたのが始まりであり、1947年(昭和22年)に備北粉化工業株式会社に組織変更する[4]。
創業当初は食品業界向けのカルシウム販売が主だったが、化学業界や製紙業界向けの塗料・顔料材料の開発を進めていき、1957年(昭和32年)に超微粒子炭酸カルシムの量産化に成功する[5][6]。1983年(昭和58年)にスイスのPLUSS-STAUFERと技術提携して湿式重質カルシウムの量産化を開始、1988年(昭和63年)には月間生産能力14,000トンにまで伸び、日本国内における生産能力シェア1位となる[7][8]。
自社鉱山として唐櫃鉱山(岡山県新見市)、大滝根鉱山(福島県田村市)を所有しており、唐櫃鉱山は2024年(令和6年)に全国鉱山保安表彰(経済産業大臣賞)を受賞している[9][10]。
拠点
- 本社 - 岡山県新見市西方704
- 哲多工場 - 岡山県新見市哲多町本郷885
- 唐櫃鉱山 - 岡山県新見市哲多町本郷880-3
- 大滝根鉱山 - 福島県田村市大越町上大越字大平140
出典
- ^ 「地下の石灰鉱山に中学生驚き 新見で地場産業学ぶ事業スタート」『山陽新聞』山陽新聞社、2019年7月10日。2020年6月22日閲覧。
- ^ 「(ひまわり)松にカルシウムを」『読売新聞』読売新聞社、1992年11月10日西部夕刊10面。ヨミダスパーソナルにて2020年6月22日閲覧。
- ^ 「セレクト地域短信 高校生が石灰業振興 観光への活用策探る」『日商 Assist Biz』日本商工会議所、2018年2月1日。2020年6月22日閲覧。
- ^ 『岡山県会社要覧1986年版』岡山経済研究所、1985年、296頁。doi:10.11501/11939015。
- ^ "備北粉化工業を尋ねて". 粉砕. No. 4. ホソカワミクロン. 1959. pp. 45–47. doi:10.11501/3325634。
- ^ 『化学品取引要覧1991年版』薬品新聞社、1991年、1758-1759頁。doi:10.11501/13061701。
- ^ "備北粉化工業 東日本に湿式重カル生産拠点完成". 紙パルプ技術タイムス. No. 31. テックタイムス. 1988. p. 31. doi:10.11501/3342730。
- ^ 「備北粉化、生産能力40%増/塗工紙用炭酸カルシウム、福島に新設備導入」『日経産業新聞』1988年6月28日、21面。
- ^ “令和6年度「全国鉱山保安表彰」受賞者が決定しました”. 経済産業省 (2024年10月8日). 2025年5月18日閲覧。
- ^ “経済産業大臣表彰を受賞しました!”. まいぷれ新見市:備北粉化工業 (2024年11月24日). 2025年5月18日閲覧。
外部リンク
- 備北粉化工業 - 公式サイト
- 備北粉化工業のページへのリンク