住友家の家祖と業祖・「泉屋」の創業
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「住友家」の記事における「住友家の家祖と業祖・「泉屋」の創業」の解説
住友家には、住友家の「家祖」と、住友家の事業の「業祖」の2人がいる。嘉休こと住友政友(家祖)には一男一女があり、息子の政以には「富士屋」の跡を継がせ、娘の婿養子に蘇我理右衛門(業祖)の長子理兵衛友以(住友友以)を迎えた。蘇我理右衛門は「泉屋」の家号を用いた銅師で嘉休の姉婿にあたる。また理右衛門は涅槃宗の信徒で空禅(政友)の檀家であり、後に空禅が還俗して「富士屋」を開く際には物心両面でこれを助けた。これが住友家と銅との出会いであった。友以は「泉屋住友家」を興し水運に適した大阪へ進出。以後は大阪に居住し代々銅商を営んだ。政以、友以は忠重から数えて九世にあたる。
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