仮付け港接
タック溶接ともいう。自動車ボディの溶接は大半がスポット溶接で行われており、最終的にボディを組み上げるまでに3000~4000点のスポット溶接が行われている。これらのスポット溶接は、一般には、すべての溶接を溶接治具内で行わず、寸法精度を確保する仮付け溶接と、仮付け溶接後のボディの強度を確保する増し打ち溶接を組み合わせて行っている。仮付け溶接とは溶接しようとする複数の部品を、治具などで位置決めし治具から外しても寸法精度が保持できる最小限の溶接を行うことをいう。
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