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井手則雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 03:00 UTC 版)

井手 則雄(いで のりお、1916年8月25日 - 1986年1月3日)は、日本彫刻家美術評論家詩人

経歴

長崎県出身。1939年東京美術学校(現東京芸術大学)彫刻科卒。

在学中から二科展などに出品、1943年銀座で個展を開く。戦後、前衛美術会を結成。1972年12月宮城教育大学教授。1981年退官。『純粋詩』『造型文学』『新日本詩人』『列島』などに詩や評論を発表。

小浜海岸を散歩中に転落死した[1]。墓所は多磨霊園

著書

  • 『美術と社会 レンブラントからピカソまで』文化評論社 1949
  • 『葦を焚く夜 井手則雄第一詩集』葦会 1952
  • 『美術のみかた 原始芸術からピカソまで』生活百科刊行会 1953
  • 『色彩の扱いかた』生活百科刊行会 1954
  • 『造形美育論 創造美育から構成教育へ』共同出版社 1954
  • 『美術教育のこれから』有信堂 1956
  • 『美術入門』青春出版社 1958
  • 『現代彫刻入門』造形芸術研究会 1959
  • 『美術の変革 芸術とその社会背景』三一新書 1959
  • 『西洋の美術 原始時代からフランス革命まで』筑摩叢書 1963
  • 『幼年期の美術教育』誠文堂新光社 1969
  • 『認識と創造 美術教育評論集』造形社 1978
  • 『井手則雄詩集』芸風書院 日本現代詩人叢書 1983
  • 『オリンポスの神話』筑摩書房 1989

共編著

  • 『美術教育入門』周郷博,湯川尚文共編 河出新書 1956
  • 『造形と心理 現代美術の方法と批評』小林重順共著 弘文堂 1958
  • 『草津の柵 詩集』編 昭森社 1959
  • 『幼児の絵 見方・育て方』久保田浩共著 誠文堂新光社 1967
  • 『美術教育大系 第5 彫刻と立体』編 学芸書林 1968
  • 『園児の絵画・製作』湯川尚文共編 誠文堂新光社 1969
  • 『美術教育大系 第3 観察画』編 学芸書林 1969
  • 『3~4歳児の絵画・製作』共編集 誠文堂新光社 1971
  • 『美術教育大系 1 美術教育原理』編 学芸書林 1972
  • 湯川尚文『絵をかく子ども』編 誠文堂新光社 1974
  • 『美術教育入門』鈴木五郎共編 百合出版 1980

翻訳

  1. ^ 20世紀日本人名辞典『井手 則雄』 - コトバンク



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