五辻宗子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/31 07:07 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動五辻 宗子(いつつじ そうし/むねこ、生没年不詳)は、鎌倉時代末期の女官。後二条天皇の後宮。皇太子邦良親王の母。参議五辻宗親の娘。典侍。
藤原北家花山院流五辻家の出身[1]。父は正二位参議五辻宗親(1242‐1302)。母は不詳。談天門院五辻忠子(後宇多院後宮・後醍醐天皇母)は叔母、准三宮五辻経子(伏見院後宮・後伏見天皇母)は従姉妹にあたる。
邦治親王(後の後二条天皇)に仕えて中納言典侍(ちゅうなごんのすけ/ちゅうなごんのてんじ)と称し、邦良親王・邦省親王の2皇子を産む。
脚注
参考文献
- 芳賀登他監修『日本女性人名辞典』日本図書センター、1993年。
- 岩沢愿彦監修『系図纂要』名著出版、1997年。
- 志村有弘編『天皇皇族歴史伝説大事典』勉誠出版、2008年。
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