主な塩の道と宿駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 16:02 UTC 版)
「塩の道 (日本)」の記事における「主な塩の道と宿駅」の解説
塩の道は日本全国にいくつもあり、内陸地へは場所によって様々なルートで運ばれてきた。特に日本海側の越後と信州を結ぶ千国街道(糸魚川 - 松本・塩尻)が塩の運搬に関する遺構も残されていて良く知られており、太平洋側の遠州と信州を結ぶ秋葉街道(相良 - 塩尻)もまた「塩の道」であった。地名になっている塩尻とは「塩の道の尻」のことで、海で採れた塩の運搬路の終着点を意味している。また、長野県上田市にも塩尻の地名が残されているところがあり、東京湾千葉産の塩が中山道によって運ばれたほか、甲州街道や三州街道も塩の運搬に用いられた。
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