中野仁詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/23 09:18 UTC 版)
中野 仁詞(なかの ひとし、1968年 - )は、日本のキュレーター。京都芸術大学大学院芸術研究科准教授、東北芸術工科大学客員教授[1]。
来歴
- 1968年 神奈川県生まれ[2]
- 1992年[3] そごう美術館[4]
- 1999年 慶應義塾大学大学院美学美術史学専攻前期博士課程修了[5]
- 1999年 神奈川芸術文化財団神奈川県立音楽堂
- 2003年 神奈川芸術文化財団神奈川県民ホールギャラリー
- 2025年 インディペンデントキュレーター
人物
第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館にて「《掌の鍵》 – The Key in the Hand –」展を開催[6]。
企画
- 「音楽詩劇 生田川物語 能「求塚」にもとづく」(2004年、神奈川県立音楽堂)
- 「アルマ・マーラーとウィーン世紀末の芸術家たち」(2006年、神奈川県立音楽堂)
- 塩田千春「掌の鍵」(2015年、ヴェネチア・ビエンナーレ日本館 )
- 横浜トリエンナーレ 2017 「島と星座とガラパゴス」(2017年、横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜市開港記念会館地下)
- 塩田千春(2021年、那覇市立なはーと)
- コネクションズ-さまざまな交差展(2022年、小田原三の丸ホール)[7]
神奈川県民ホールギャラリー
- 塩田千春展「沈黙から」 (2007年)
- 生誕100年ジョン・ケージ せめぎあう時間と空間(音楽・ダンス、2011年)[8]
- 小金沢健人展「あれとこれのあいだ」(2008年)
- 「日常/場違い」展(2009年)
- 「デザインの港。」浅葉克己展(2009年 - 2010年)
- 泉太郎展「こねる」(2010年)
- 「日常/ワケあり」展(2011年)
- さわひらき展「Whirl」(2012年)
- 八木良太展「サイエンス/フィクション」(2014年)[9]
- 大山エンリコイサム「夜光雲」(2020年-2021年)
- 「ドリーム/ランド」(2022年-2023年)
- 「味/処」(2023年 - 2024年)
- 「眠れよい子よ よい子の眠る/ところ」(2024年、2025年)
- 「日常/オフレコ」展(2014年)
- 「突然ミュージアム」(2015年、2016年)
- 塩田千春「鍵のかかった部屋」(2016年)
- 「詩情の森」-語り語られる空間&オープンシアター(2017年)
- さわひらき「潜像の語り手」(2018年)
- 小金沢健人「Naked Theatre-裸の劇場」(2019年)
- 宮永亮「KAA10」(2020年 - 2021年)
- 冨安由真「漂泊する幻影」(2021年)
- 志村信裕「游動」(2021年)
- 鬼頭健吾「Lines」(2022年)
- 浅田政志「わたしとわたしたちのいま」(2023年)
- 南条嘉毅「地中の渦」(2024年)
- アトリウム映像プロジェクト(2015年‐2025年)
脚注
- ^ “中野 仁詞 | 教員紹介”. 京都芸術大学. 2025年7月16日閲覧。
- ^ “中野仁詞「ヴェネチア・ビエンナーレの舞台裏」”. Minatomachi Art Table, Nagoya [MAT, Nagoya]| みなとまちアートテーブルなごや. 2023年11月14日閲覧。
- ^ “中野仁詞”. Members. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “インタビュー4:神奈川県民ホールギャラリー学芸員 中野仁詞さん « artscape blog”. 2023年11月14日閲覧。
- ^ “次回ヴェネチア・ビエンナーレへの想い ー塩田千春&中野仁詞 インタビュー – マグカル”. マグカル | 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」。ミュージカル・音楽・演劇・映画など県内のアート情報を発信します。. 2023年11月14日閲覧。
- ^ “「第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」の日本代表に塩田千春氏と中野仁詞氏が選出”. Tokyo Art Beat. 2023年11月14日閲覧。
- ^ “中野仁詞”. Members. 2023年11月15日閲覧。
- ^ “小金沢健人×キュレーター・中野仁詞、 劇場で作る美術作品「Naked Theatre」の舞台裏 | 創造都市横浜”. 2023年11月14日閲覧。
- ^ “ヴェネチアに降り注いだ鍵の記憶―日本館で生まれた体感の場とは?”. www.wochikochi.jp. 2023年11月14日閲覧。
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