中村チヨとは? わかりやすく解説

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中村チヨ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/17 21:34 UTC 版)

中村 チヨ(なかむら ちよ、1906年 - 1969年)は、樺太沿海州の先住民族ニヴフ(ギリヤーク)の語り部。


注釈

  1. ^ 民族学者佐々木高明によれば、ニヴフの言語はウリチやウィルタ(オロッコ)などツングース系諸語とはまったく異なっており、むしろネイティブ・アメリカンの言語に似ているとさえいわれており、周囲からまったく孤立しているという[1]
  2. ^ 間宮林蔵の足跡を追って北方を探検した髙橋大輔によれば、ニヴフ社会は「女尊男卑」でたとえ女性がどのような過失を犯しても、その女性を殺すことは絶対に許されない[2]。とりわけ裁縫の上手な女性は大切にされた[2]イヌを大切にし、結婚相手が他民族であってもいやがらない[2]。また、男女ともに多情な気質で、結婚相手をめぐって刃傷沙汰におよぶこともあったという[2]

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