中島矢団次に対して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 08:30 UTC 版)
濱口政権当時、内閣総理大臣秘書官である中島矢団次から、総理大臣官邸の塀を高くするよう要請されたことがある。下元は景観上の問題点を指摘したものの、中島は警備上の観点からもっと高い塀で取り囲むべきだと主張した。中島から直接要望されたこともあり、下元は塀の高さは変えずに塀の上に有刺鉄線を張り巡らせる対応を採った。下元は「塀を高くするくらいで人心をどうすることもできないじゃないか」と懸念していたが、その直後、内閣総理大臣の濱口雄幸は東京駅で佐郷屋留雄に銃撃され、その後、没している。
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