世直し祈願萬燈行大会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/14 22:03 UTC 版)
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世直し祈願萬燈行大会[要読み仮名]とは、安岡正篤が、神宮崇敬の念より始められた会。
開催経緯
安岡正篤先生は、昭和34年(伊勢湾台風)の言語に絶する大風水害について感想を述べられ、「あれほどの大被害にかかわらず、外宮、内宮の各神殿は何ら被害を被らなかった。この奇跡的とも言える現象から、我々は神秘的な暗示を汲み取るべきである。この時における神仏の不思議な感応を活かさねばならない。」と世直し祈願萬燈行の真意を説かれました。この伊勢湾台風の影響で、外宮神苑内の数百年を経た大木が根元から折れ、広い参道はまるでジャングルの中を通るようであったと記されています。
安岡正篤先生は、直ちに伊勢神宮に参拝、神域の大樹ことごとく拝殿を侵さず、外に向かって倒れているのを目にし、神仏の威力に感動されました。以来、翌年の昭和35年より毎年『世直し祈願萬燈行大会』として、伊勢神宮を参詣されています。
安岡正篤先生が逝去されたあとも、安岡教学に関係する有志が集まり、毎年伊勢の地にて開催されています。
先生は、第三回の講和の中で、神道は現代の言葉をかりて言えば、常に永遠の今に生きる。今という永遠の時点に立つ。ゆえに神世は今にあり、今、亦神世にある。元は元とし、本心に任じて、正直清浄なれば、神人合一して自由自在である、と説かれ、とにかく伊勢詣りは清々しく、ありがたいことであると結ばれています。(関西師友協会五十年史より一部抜粋)
脚注
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