下野上田藩とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 下野上田藩の意味・解説 

下野上田藩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 20:33 UTC 版)

下野上田藩(しもつけかみだはん[注釈 1])は、下野国都賀郡上田村(現在の栃木県下都賀郡壬生町大字上田)を居所として、江戸時代中期の元禄年間にごく短期間存在した。1692年、徳川綱吉の近侍であった安房国東条藩主・西郷寿員が1万石で移されたが、職務怠慢などを理由として領地半減の処分を受け、2年足らずで廃藩となった。


注釈

  1. ^ 日本郵便によれば、「上田」は「かみだ」と読む[1]
  2. ^ 赤丸は本文内で藩領として言及する土地。青丸はそれ以外。黒文字は本文内で言及する土地。灰文字はそれ以外。
  3. ^ 『壬生町史』では、西郷寿員が所領を半減させられたのを元禄8年(1695年)としている[4]
  4. ^ 『慶安郷帳』(1648年)によれば、上田村は617石であった[5]
  5. ^ 板倉重直の子。

出典

  1. ^ 栃木県下都賀郡壬生町”. 郵便番号検索. 日本郵便. 2023年12月13日閲覧。
  2. ^ a b c d e 『寛政重修諸家譜』巻三百六十九「西郷」、国民図書版『寛政重修諸家譜 第二輯』p.1087
  3. ^ a b c 『寛政重修諸家譜』巻三百六十九「西郷」、国民図書版『寛政重修諸家譜 第二輯』p.1086
  4. ^ a b 『壬生町史 通史編1』 1990, p. 528.
  5. ^ 『壬生町史 通史編1』 1990, p. 600.
  6. ^ 『壬生町史 通史編1』 1990, p. 529.
  7. ^ 『壬生町史 通史編1』 1990, p. 594.
  8. ^ 『壬生町史 通史編1』 1990, pp. 363–365.
  9. ^ 『壬生町史 通史編1』 1990, p. 365.
  10. ^ a b 上田村(近世)”. 角川地名大辞典(旧地名). 2022年10月2日閲覧。


「下野上田藩」の続きの解説一覧


このページでは「ウィキペディア」から下野上田藩を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から下野上田藩を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から下野上田藩 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「下野上田藩」の関連用語

下野上田藩のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



下野上田藩のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの下野上田藩 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS