三須和泰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/25 02:33 UTC 版)
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三須 和泰
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| みす かずやす | |
| 生誕 | 1957年2月28日 静岡県沼津市 |
| 出身校 | 一橋大学商学部 |
| 職業 | 実業家 |
| 著名な実績 | カンロ元代表取締役社長、ひらまつ代表取締役社長、日本ホッケー協会会長 |
三須 和泰(みす かずやす、1957年2月28日 - )は、日本の実業家。カンロ代表取締役社長、全日本菓子工業協同組合連合会副理事長等を経て、2024年よりひらまつ代表取締役社長。2022年から日本ホッケー協会会長を務める。
来歴
静岡県沼津市出身[1]。静岡県立沼津東高等学校在学中にホッケー部に所属し、一橋大学でも体育会ホッケー部主将を務めた。蓼沼宏一元一橋大学学長は部の後輩である[2]。
1979年一橋大学商学部を卒業後、三菱商事株式会社に入社。2011年に執行役員に就任[3]。 在籍中は、コカ・コーラ セントラル ジャパン取締役[4]、菱食取締役、明治屋商事取締役、FSN取締役[5]、米久取締役[6]などを兼務。
2016年、カンロ株式会社代表取締役社長に就任[7]。全日本菓子工業協同組合連合会副理事長、全日本菓子協会常務理事を務め、菓子業界全体の発展に寄与した[8]。
近年の活動
- 2015年 - 一橋クラブマスターズ監督に就任。
- 2020年10月 - 日経スペシャル カンブリア宮殿(テレビ東京)にカンロ社長として出演。「万能調味料から特保まで 小さな一粒から無限のビジネス展開」と題した回で経営方針を語った[9]。
- 2022年6月 - 日本ホッケー協会会長(代表理事)に就任。競技普及・強化・国際大会招致を推進し、「2030年ワールドカップ日本開催」を目標に掲げる[10]。
- 2023年5月 - 株式会社ひらまつ取締役に就任[11]。
- 2024年6月28日 - 株式会社ひらまつ代表取締役社長に就任[12]。経営再建・財務健全化・中期経営計画策定などを主導。
- 2025年9月 - 日本ホッケー協会がパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスとのパートナー契約を締結。三須会長のもとで競技普及活動を推進[13]。
人物
- 座右の銘は「現場に学ぶ」。
- スポーツ・菓子・外食という異業種を横断し、ブランド再生とチームビルディングを得意とする。
- 趣味はホッケー観戦と美術鑑賞。
- 一橋大学ホッケー部OB会「一橋クラブマスターズ」監督を務める。
出演番組
- 日経スペシャル カンブリア宮殿(テレビ東京、2020年10月29日) - 「万能調味料から特保まで 小さな一粒から無限のビジネス展開」出演。
脚注
- ^ 日本ホッケー協会 カンロ三須和泰社長が新会長に就任、特定非営利活動法人マイホッケープラス、2022年6月13日、2025年10月24日閲覧。
- ^ 「ホッケー部の後輩 三須和泰」、日本経済新聞、2018年7月25日。
- ^ 「カンロ社長に三須氏」、日本経済新聞、2016年2月4日、2025年10月24日閲覧。
- ^ 平成20年12月期 決算短信、コカ・コーラ セントラル ジャパン株式会社、2008年。
- ^ 三菱商事株式会社 2011年2月18日発表資料、2025年10月24日閲覧。
- ^ 米久株式会社 有価証券報告書、2007年4月19日。
- ^ 「カンロ、社長に三須和泰氏」、日刊工業新聞、2016年2月7日。
- ^ 全日本菓子協会が第31回通常総会開催、幸書房、2016年。
- ^ 万能調味料から特保まで 小さな一粒から無限のビジネス展開、テレビ東京、2020年10月29日。
- ^ 【ホッケー】日本協会新会長の三須和泰氏「2030年W杯日本招致を大きな目標」、日刊スポーツ、2022年6月14日。
- ^ 人事、ひらまつ、日本経済新聞、2023年5月15日。
- ^ ひらまつ新社長に三須和泰氏 カンロ元社長、フードリンクニュース、2024年4月1日。
- ^ 日本ホッケー協会 プレスリリース、2025年9月1日。
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