ヴォイス・オーヴァー (映画映像の用語)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヴォイス・オーヴァー (映画映像の用語)の意味・解説 

ヴォイス・オーヴァー (映画映像の用語)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/10/15 09:11 UTC 版)

ヴォイス・オーヴァー (映画) (voice-over, VO)はスクリーン内の映像と同期した音声以外のコメンタリー。

物語映画でもドキュメンタリー映画でも、この声は実体のないナレーターのものであることもあるし、登場人物のものであることもある(この場合は、内的独白の場合もあれば、観客に直接語りかける形式もある)。ヴォイス・オーヴァーという用語は、あるシーンが現れる前に聞こえるサウンドトラック上の声を指すこともある。

多くのフィーチャー映画は、ヴォイス・オーヴァーを適時短時間用いている。

テレンス・マリックは、『地獄の逃避行』(1973)、『天国の日々』(1978)、『シン・レッド・ライン』(1998)といった作品によって一人称のヴォイス・オーヴァーに極めて重要な意味を込めた監督である。

サンセット大通り』(ビリー・ワイルダー監督、1950年)と『アメリカン・ビューティー』(サム・メンデス監督)は共に、ヴォイス・オーヴァーで語っている登場人物が既に死んでいるという、技法上の意外な一ひねりを入れている。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヴォイス・オーヴァー (映画映像の用語)」の関連用語

ヴォイス・オーヴァー (映画映像の用語)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヴォイス・オーヴァー (映画映像の用語)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヴォイス・オーヴァー (映画映像の用語) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS