ローレンツ・パシュ_(父)とは? わかりやすく解説

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ローレンツ・パシュ (父)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/25 23:52 UTC 版)

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ローレンツ・パシュ
Lorenz Pasch
自画像
生誕 1702年3月
スウェーデン,ストックホルム
死没 1766年4月27日
スウェーデン,ストックホルム

ローレンツ・パシュ(Lorenz Pasch、同名の画家の息子と区別するために、Lorenz Pasch the Elderとも、1702年3月 - 1766年4月27日)はスウェーデン肖像画家である。

略歴

ストックホルムに生まれた。父親のダンクヴァルオ・パシュ(Danckwardt Pasch)はドイツのリューベック出身の装飾画家で、スウェーデンで仕事をしていた。弟のヨハン・パシュは装飾画家となった。ローレンツの子供、ローレンツ・パシュ(Lorens Pasch the Younger)とウルリカ・パシュも画家として名を残した。

ドイツ出身でスウェーデン王室の宮廷画家を務めていた肖像画家、ダーフィト・クラフトに教えを受けた後、1721年に修行のために、ロンドンに渡った。当時ロンドンにはスウェーデン生まれの肖像画家、ミカエル・ダール(Michael Dahl、1659-1743)が活躍していた。パシュは、ロンドンに7年間滞在し、ダールのもとで修行した。

1728年に父親が没した後、スウェーデンに戻り、スウェーデンの貴族、有力者の間で肖像画家としての地位を得た。スウェーデンにおける代表的な肖像画家として、オロフ・アレニウスグスタフ・ルントベリと競い合った。晩年は人気が落ち、娘のウルリカ・パシュに世話を受けてストックホルムで没した。

主な作品

参考文献

  • Lorenz Pasch der Ältere. In: Herman Hofberg, Frithiof Heurlin, Viktor Millqvist, Olof Rubenson (Hrsg.): Svenskt biografiskt handlexikon. 2. Auflage. Band2: L–Z, samt Supplement. Albert Bonniers Verlag, Stockholm 1906, S.269



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