ループ前ヘッダ(loop pre-header)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/15 07:27 UTC 版)
「制御フローグラフ」の記事における「ループ前ヘッダ(loop pre-header)」の解説
ブロックMがループヘッダとする。いくつかの最適化技法では、ブロックMを Mpre と Mloop の2つに分割する。Mの中身は Mloop に移行し、後退エッジはこれを指すようにする。一方、それ以外のエッジは Mpre を指すようにし、Mpre から Mloop へのエッジを追加する(Mpre は Mloop の直接支配ノードとなる)。Mpre は当初は何もしない(コードを含まない)が、ループ不変量コード移動などの最適化でコードが移される。この Mpre をループ前ヘッダという。Mloop はループヘッダである。
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