ルイ=クロード・ダカン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 06:18 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ルイ=クロード・ダカン(Louis-Claude Daquin, 1694年7月4日 - 1772年6月15日)はフランスの作曲家。オルガンやクラヴサンの練達の演奏家としても有名であった。洗礼名のひとつ「クロード」は、義理の叔母エリザベト=クロード・ジャケ=ド=ラ=ゲールの名声にちなんでいる。
パリの音楽家・楽器製造家の一族に生まれる。幼少期から神童の名をほしいままにし、6歳でルイ14世のために御前演奏を行なった。12歳のとき、サントシャペル教会のオルガニストの座を提供されるがそれを拒否、プチ・サンタントワーヌ教会オルガニストに就任した。1727年には、ジャン=フィリップ・ラモーを出し抜き、サン・ポール教会オルガニストに就任、それから5年後にはコルドリエ教会オルガニストに就任した。1739年には王宮オルガニストに着任、1755年にはアントワーヌ・カルヴィエールの後を襲って、ノートルダム大聖堂オルガニストの称号を手にした。
現存する作品は、4つのクラヴサン組曲、オルガン及びクラヴサンのためのノエル集、カンタータ、air à boire(酒飲み唄) がある。中でも有名なのが、『かっこう Le Coucou 』と『スイスのノエル Noël Suisse 』である。
外部リンク
- ルイ=クロード・ダカンの楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト。PDFとして無料で入手可能。
固有名詞の分類
フランスの作曲家 |
マーク=アンドレ・ダルバヴィ ミシェル・コレット ルイ=クロード・ダカン ガブリエル・パレス アドルフ・ブラン |
バロックの作曲家 |
ミシェル・コレット エルンスト・ゴットリープ・バロン ルイ=クロード・ダカン ジョン・ジェンキンズ ルドヴィコ・ロンカッリ |
- ルイ=クロードダカンのページへのリンク