ラルフ (ウサギ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/13 00:41 UTC 版)
生物 | カイウサギ |
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品種 | コンチネンタル・ジャイアント・ラビット |
性別 | 雄 |
生誕 | c. 2009 |
著名な要素 | 世界一重いウサギ(2010年、2013年) |
飼い主 | Pauline Grant |
体重 | 約25キログラム |
ラルフ(Ralph、2009年頃 - )は、イギリス・サセックス州で飼われていたカイウサギ(コンチネンタル・ジャイアント・ラビット)である。体重が約25キログラムで、「世界一重いウサギ」として2010年と2013年のギネス世界記録に掲載された。
概要
ラルフは、2009年に死去するまで世界一重いウサギだったエイミーの32匹の子供のうちの一匹である[1][2]。父親のロベルトもまた、かつて世界一重いウサギだった[3][4]。
ラルフは2010年に、ギネス世界記録により「世界一重いウサギ」に認定された[3]。同年中に、同じコンチネンタル・ジャイアント種のウサギであるダリウス(Darius)に世界一の座を奪われたが、2013年、4歳のときに奪還した[4]。ラルフの1週間分の食費は50ポンドだった。ラルフは、ブロッコリー、キャベツ、ニンジン、キュウリ、スイートコーン、クレソンなどの様々な野菜と、茶色パン、クリームクラッカー、ウィータビックス(朝食シリアル)などを食べていた[3]。
ラルフの飼い主はポーリーン・グラント(Pauline Grant)で、アクフィールドのサセックス・ホース・レスキューに住み[5]、エラ・マクドネルが世話をしていた[6]。
霊能者のデレク・アコラが、ラルフの大きな体は霊の憑依によるものだと述べたことから、飼い主のグラントはアコラに見てもらうためにラルフをロンドンへ連れて行った。グラントは、自分の家に幽霊が出ると信じていた。グラントによれば、アコラはグラントの家にいる霊についてラルフと話をし、アコラはラルフがグールの霊を呼び出していると考えたという[1]。
2014年、アメリカの連邦航空局(FAA)は、ドローンの操縦者向けの注意事項をまとめた動画"Know Before You Fly"の中で、ドローンの重さの上限の例としてラルフを挙げた[7][8]。
脚注
- ^ a b “Fat Ralph is world's biggest bunny”. The Telegraph. (15 February 2010)
- ^ “World's Largest Rabbit Has Crazy Diet” (英語). HuffPost. (3 April 2013)
- ^ a b c “Is this the world's biggest rabbit?” (英語). ITV News. (1 April 2013)
- ^ a b “World's biggest bunny weighs in” (英語). Stuff. (1 April 2013)
- ^ “Behemoth bunny Ralph's record bid” (英語). Irish Independent. PA Media. (16 February 2010)
- ^ “World's Biggest Bunny?”. CBS News. (19 February 2010)
- ^ Dooley, Erin (December 22, 2014). “How Not to Be 'Naughty' With Your Drone This Christmas” (英語). ABC News
- ^ “Know Before You Fly”. Federal Aviation Administration (22 December 2014). 2023年1月1日閲覧。 “Don’t fly anything that weighs more than 55 pounds. What weighs 55 pounds? Ralph, the world’s largest bunny rabbit.”
関連項目
- 巨大生物
- ラルフ_(ウサギ)のページへのリンク