ユルガ・ヴィレとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ユルガ・ヴィレの意味・解説 

ユルガ・ヴィレ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/07 09:59 UTC 版)

ユルガ・ヴィレ
誕生 1971年????
 リトアニア
職業 作家
国籍  リトアニア
最終学歴 ヴィリニュス大学
ソルボンヌ大学
デビュー作 Sibiro haiku
テンプレートを表示

ユルガ・ヴィレ(Jurga Vilė、1977年 - )は、リトアニア作家

略歴

1977年ヴィリニュス出身。ヴィリニュス大学フランス語学ソルボンヌ大学映画学映画学を専攻。大学卒業後は20年以上様々な文化活動プロジェクトに携わり、映画祭や演劇祭のコーディネートや文化誌での執筆をしていた[1][2]

デビュー作

ヴィレは、父親と祖母がシベリアに強制移送された記憶に触発されて、子どもたちに向けて強制移送とは何だったのか、そして人々はどのように生き延びたのか、伝える作品を執筆することを決めた。そして完成したのがAukso žuvysより刊行された『Sibiro haiku』(邦訳『シベリアの俳句』木村文訳、花伝社刊、2022年)である[3]。これがヴィレの作家デビュー作であった。

この作品は、イラストレーターリナ板垣がイラストを担当し、グラフィックノベルの形式で刊行された。本作はリトアニアでそれぞれの一年間で最も優れた児童書に授与される賞「今年の本児童書の部(Metų knygos)」を受賞し、10か国語以上に翻訳された各国語版も様々な賞を受賞している[4]

作品

デビュー作後、ヴィレは児童向けと一般向けに執筆活動を続けている。児童書としては自然との共生をテーマとした動物についての絵本シリーズの文を担当しており、既にを描いた『Pulpas ir jo žalia koja』(絵・Akvilė Magicdust、2021年)とカメレオンを描いた『Chameleono sapnai』(絵・Lina Sasnauskaitė、2021年)がTikra knygaから刊行されている[5][6]

また、戯曲形式でリトアニア系フランス人作家のオスカル・ミロシュについて描いた作品『Nukritę iš Mėnulio. Sapnas apie Oskarą Milašių ir kitus paukščius』(絵・Ula Rugevičiūtė-Rugytė、2022年、Aukso žuvys刊)を発表した[7]

出典




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ユルガ・ヴィレのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ユルガ・ヴィレ」の関連用語

ユルガ・ヴィレのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ユルガ・ヴィレのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのユルガ・ヴィレ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS