モティア奪回
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 06:08 UTC 版)
パノルムスに上陸したカルタゴ軍は、現地でエリミ人とシカニ人兵士を加え、モティアに向かった。エリュクスはディオニュシオスを裏切り、ヒミルコに下った。続いてヒミルコはモティアを攻撃しこれを奪回したが、都市の再建は行わずに近郊のシケリア本島の側にリリュバイオンを建設した(紀元前409年にハンニバル・マゴが上陸した場所であり、リビュアが見える土地という意味)。シカニ人はディオニュシオスに加担することを拒否し、シケル人都市のハルキアエもディオニュシオスから離れたため、ディオニュシオスはシケリア西部を略奪した後にシュラクサイに撤退した。セゲスタとエンテラの包囲戦は終わった。
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