メリーさん
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メリーさん(本名不詳、1921年[1] - 2005年1月17日[2])は、神奈川県横浜市の中心部でしばしば目撃された伝説的な娼婦。白塗りの厚化粧にフリルのついた純白のドレスという印象的な風貌や謎に満ちた人物像から、数多くの歌や文学、演劇の題材となった。
注釈
- ^ ローザという名前は、横浜市花のローズをイメージして五大が名付けた。
出典
- ^ 『アサヒ芸能』2006年3月2日号には「大正10年(1921年)生まれ」との記述がある。 田村隆一の詩作『五分前』でも「大正十年生れの現役の娼婦だ」と記されている。
- ^ 檀原照和・著『消えた横浜娼婦たち』(データハウス)
- ^ a b c 檀原照和 2018.
- ^ (※有隣堂文具館(閉店)で、商品取り置き用紙にご本人が実際に西岡雪子と書き記していた。当時の従者が承知している事実である。)2020年1月11日 朝日新聞
- ^ a b 【みちものがたり】ハマのメリーさんの道(神奈川県)2020年1月11日『朝日新聞』土曜朝刊別刷りbe(6-7面)2020年1月12日閲覧
- ^ a b 『アサヒ芸能』2006年(平成18年)3月2日号
- ^ a b 『週刊ポスト』昭和57年1月29日号掲載の記事「巷の話題人間ルポ "港のマリー"を知ってるか」
- ^ 『東京スポーツ』2006年(平成18年)2月7日付
- ^ 角田光代「夏のマリー」短編集『これからは歩くのだ』理論社 p113-116より
- ^ 森日出夫写真集『PASS ハマのメリーさん』1994年9月の対談
- ^ a b c d e f 週刊女性2023年5月9・16日号・人間ドキュメント「『伝説の娼婦』を演じ続ける理由~五大路子」p42-48
- ^ 『白い孤影 ヨコハマメリー』 P154 同書によると、正確にはマックスファクターのパンケーキを愛用していたとある。
- ^ 『白い孤影 ヨコハマメリー』 P20 同書によると、資生堂の塗りおしろいを愛用していたそうである。
- ^ 「香港版ヨコハマメリー」(『再遇瑪麗皇后』)のあらすじ紹介「消えた横浜娼婦たち」の事情 檀原照和
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