マルクス・センプロニウス・トゥディタヌス (紀元前240年の執政官)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/26 02:47 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動マルクス・センプロニウス・トゥディタヌス M. Sempronius C.f. M.n. Tuditanus | |
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出生 | 不明 |
死没 | 不明 |
出身階級 | プレブス |
氏族 | センプロニウス氏族 |
官職 |
執政官(紀元前240年) 監察官(紀元前230年) |
マルクス・センプロニウス・トゥディタヌス(ラテン語: Marcus Sempronius Tuditanus、生没年不詳)は紀元前3世紀中期の共和政ローマの政治家・軍人。紀元前240年に執政官(コンスル)、紀元前230年には監察官(ケンソル)を務めた。
出自
パトリキ(貴族)系センプロニウス氏族は、共和政初期に執政官を出しているが、紀元前4世紀末からはプレブス(平民)系が栄えた。トゥディタヌス家もプレブスであり、マルクスはトゥディタヌス家では最初の執政官である。父のプラエノーメン(第一名、個人名)はガイウス、祖父はマルクスである[1]。
経歴
紀元前240年に執政官に就任。同僚執政官はガイウス・クラウディウス・ケントであった[2][3]。この年は、第一次ポエニ戦争が終結した翌年であり、重要なできごとは記録されていない。
紀元前230年には監察官に就任。同僚はクィントゥス・ファビウス・マクシムス・ウェッルコスス・クンクタートルであった[4]。
脚注
参考資料
古代の資料
- マルクス・トゥッリウス・キケロ『ブルトゥス』、『政府について』
- カピトリヌスのファスティ
研究書
- Friedrich Münzer: Sempronius 93). In: Paulys Realencyclopädie der classischen Altertumswissenschaft (RE). Band II A,2, Stuttgart 1923
- Broughton, T. Robert S. (1951). The Magistrates of the Roman Republic . Volume I, 509 BC - 100 BC (in English). I, number XV. New York: The American Philological Association. 5 page
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関連項目
- マルクス・センプロニウス・トゥディタヌス_(紀元前240年の執政官)のページへのリンク