マリーナエラコビッチとは? わかりやすく解説

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マリーナ・エラコビッチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/07 15:11 UTC 版)

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マリーナ・エラコビッチ
Marina Erakovic
マリーナ・エラコビッチ
基本情報
国籍  ニュージーランド
出身地 クロアチア・スプリト
居住地 ニュージーランド・オークランド
生年月日 (1988-03-06) 1988年3月6日(31歳)
身長 174cm
体重 65kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2005年
引退年 2018年
ツアー通算 9勝
シングルス 1勝
ダブルス 8勝
シングルス 367勝250敗
ダブルス 185勝143敗
生涯獲得賞金 $2,605,983
4大大会最高成績・シングルス
全豪 2回戦(2009・12・14)
全仏 3回戦(2013)
全英 3回戦(2008・13・16)
全米 2回戦(2014)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦(2009-15)
全仏 ベスト8(2013・14)
全英 ベスト4(2011)
全米 ベスト8(2008)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 39位(2012年5月7日)
ダブルス 25位(2013年6月24日)

マリーナ・エラコビッチMarina Erakovic, 1988年3月6日 - )は、ニュージーランドの女子プロテニス選手。クロアチアスプリト出身。WTAツアーでシングルス1勝、ダブルス8勝を挙げた。自己最高ランキングはシングルス39位、ダブルス25位。身長174cm、体重65kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

来歴

6歳のときに一家でニュージーランドに移住しテニスを始める。ジュニア時代は2004年全米オープンジュニア女子ダブルスでミハエラ・クライチェクと、2005年全豪オープンジュニア女子ダブルスでビクトリア・アザレンカと組んで優勝している。

2005年にプロに転向。

4大大会では2008年全仏オープンで初出場した。シングルスでは3回戦進出が最高成績である。ダブルスでは2011年ウィンブルドン選手権タマリネ・タナスガーンと組んでベスト4に進出している。

2013年2月のメンフィス大会では決勝でザビーネ・リシキに 6–1で第1セットを取った後にリシキが途中棄権したことにより優勝しWTAシングルス初優勝を果たした。

エラコビッチは北京五輪ロンドン五輪の2大会でオリンピックに出場している。北京では1回戦で日本の森田あゆみに 7-5, 6-7(7), 4-6 で、ロンドンでは1回戦でカナダのアレクサンドラ・ウォズニアクに 2-6, 1-6 で敗れ初戦で敗退している。

エラコビッチは2017年11月ウェーコでのサーキット大会に出場したのが最後になり、2018年に30歳で現役を引退した。

WTAツアー決勝進出結果

シングルス: 5回 (1勝4敗)

大会グレード
2008年以前 2009年以後
グランドスラム (0–0)
WTAファイナルズ (0–0)
ティア I (0–0) プレミア・マンダトリー (0-0)
プレミア5 (0-0)
ティア II (0–0) プレミア (0–0)
ティア III (0–0) インターナショナル (1-4)
ティア IV & V (0–0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2011年9月18日 ケベック・シティー カーペット (室内) バルボラ・ザフラボバ・ストリコバ 6–4, 1–6, 0–6
準優勝 2. 2012年2月25日 メンフィス ハード (室内) ソフィア・アルビドソン 3–6, 4–6
優勝 1. 2013年2月23日 メンフィス ハード (室内) ザビーネ・リシキ 6–1, 途中棄権
準優勝 3. 2013年9月15日 ケベック・シティー カーペット (室内) ルーシー・サファロバ 4–6, 3–6
準優勝 4. 2016年4月30日 ラバト クレー ティメア・バシンスキー 2–6, 1–6

ダブルス: 16回 (8勝8敗)

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2008年5月24日 イスタンブール クレー ポロナ・ヘルツォグ ジル・クレイバス
オリガ・ゴボツォワ
1–6, 2–6
優勝 1. 2008年6月20日 スヘルトーヘンボス ミハエラ・クライチェク リガ・デクメイエレ
アンゲリク・ケルバー
6–3, 6–2
優勝 2. 2008年10月4日 東京 ハード ジル・クレイバス 森田あゆみ
中村藍子
4–6, 7–5, [10–6]
優勝 3. 2008年10月26日 ルクセンブルク ハード
(室内)
ソラナ・チルステア ベラ・ドゥシェビナ
マリヤ・コリツェワ
2–6, 6–3, [10–8]
優勝 4. 2010年2月14日 パタヤ ハード タマリネ・タナスガーン アンナ・チャクベタゼ
クセーニャ・ペルバク
7–5, 6–1
準優勝 2. 2010年7月24日 ポルトロス ハード アンナ・チャクベタゼ マリア・コンドラチェワ
ブラディミラ・ウーリロバ
4–6, 6–2, [7–10]
準優勝 3. 2011年1月8日 オークランド ハード ソフィア・アルビドソン クベタ・ペシュケ
カタリナ・スレボトニク
3–6, 0–6
優勝 5. 2011年10月16日 リンツ ハード
(室内)
エレーナ・ベスニナ ユリア・ゲルゲス
アンナ=レナ・グローネフェルト
7–5, 6–1
準優勝 4. 2012年1月14日 ホバート ハード 荘佳容 イリーナ=カメリア・ベグ
モニカ・ニクレスク
7–6(4), 6–7(4), [5–10]
優勝 6. 2012年7月16日 スタンフォード ハード ヘザー・ワトソン ヤルミラ・ガイドソバ
バニア・キング
7–5, 7–6(7)
優勝 7. 2012年8月25日 ダラス ハード ヘザー・ワトソン リガ・デクメイエレ
イリーナ・ファルコニ
6–3, 6–0
準優勝 5. 2013年5月11日 マドリード クレー カーラ・ブラック アナスタシア・パブリュチェンコワ
ルーシー・サファロバ
2–6, 4–6
準優勝 6. 2013年5月25日 ストラスブール クレー カーラ・ブラック クルム伊達公子
シャネル・シェパーズ
4–6, 6–3, [12–14]
準優勝 7. 2013年6月16日 バーミンガム カーラ・ブラック アシュリー・バーティ
ケーシー・デラクア
5–7, 4–6
優勝 8. 2014年6月20日 スヘルトーヘンボス アランチャ・パラ・サントンハ ミハエラ・クライチェク
クリスティナ・ムラデノビッチ
0-6, 7-6(5), [10-8]
準優勝 8. 2014年8月23日 ニューヘイブン ハード アランチャ・パラ・サントンハ シルビア・ソレル=エスピノサ
アンドレヤ・クレパーチ
5–7, 6–4, [7–10]

4大大会シングルス成績

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 通算成績
全豪オープン A A LQ LQ 2R 1R LQ 2R 1R 2R 1R LQ 1R 3–7
全仏オープン A LQ LQ 2R A A 1R 1R 3R 2R 1R LQ 1R 4–7
ウィンブルドン A A LQ 3R A LQ 2R 2R 3R 1R 1R 3R 1R 8–8
全米オープン LQ A LQ 1R A A 1R 1R 1R 2R 1R LQ LQ 1–6

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