マツタケとの共生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 23:03 UTC 版)
2013年2月、日本の森林総合研究所は、セドロを宿主としてマツタケを培養することに成功したと発表した。 マツタケの菌糸はアカマツなどの松の根を覆って菌根を形成し、そこから塊状の菌糸集団(シロ)を作り、シロから子実体(キノコ)を発生させる。人工的にこのような条件を整えることは困難なため、マツタケの栽培化は実現していない。 発表によれば、セドロにマツタケを接種し培養したところ、セドロに菌根ができシロも構成され、マツタケのシロ独特の香りがした。また、マツタケのシロを生成したセドロは、シロのないものより良好な成長を続けた。
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