マジェスティック・プリンセス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/13 09:10 UTC 版)
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大阪天保山客船ターミナルに着岸する本船(2018年4月)
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| 基本情報 | |
|---|---|
| 船種 | クルーズ客船 |
| 船籍 | |
| 所有者 | カーニバル・コーポレーション |
| 運用者 | プリンセス・クルーズ |
| 建造所 | フィンカンティエリ |
| IMO番号 | 9614141 |
| 経歴 | |
| 発注 | 2014年 |
| 起工 | 2015年 |
| 進水 | 2016年 |
| 就航 | 2017年 |
| 要目 | |
| 総トン数 | 144,216t |
| 全長 | 330m |
| 最大幅 | 38.4 m |
| 高さ | 60.0 m(水面上) |
| 喫水 | 8.4m |
| 速力 | 22ノット |
| 旅客定員 | 3,560人 |
| 出典: | |
マジェスティック・プリンセス(Majestic Princess)は、プリンセス・クルーズが運航するクルーズ客船。プリンセス・クルーズでは最大となるロイヤル・クラスの3隻目であり、2017年に就航した。中国市場向けに建造された客船であり、中国名は「盛世公主号」。
概要
2017年3月31日よりアドリア海にて処女航海。その後、7月より上海発着のクルーズを開始した。日本への寄港は2017年7月3日に横浜港へ寄港したのが初である。前述のとおり中国人乗客向けにカスタマイズされており、ヌードルバーやカラオケスイートなど、これまでのロイヤルクラスには無い新サービスを提供する。
2018年は台湾基隆港発着として運用されており、3月末から4月にかけて花見観光に日本各地へ寄港している。
なお、2018年から2019年にかけて秋季限定でオーストラリアで運航される。将来的には同型船の日本発着クルーズが検討されている。[1]
しかし2022年11月中旬頃、ニュージーランド12日間のクルーズで乗員乗客800人以上がコロナ感染。同12日シドニー港で停泊されている[2][3]。
コロナ収束後は北米を中心に運行。船体に併記された「盛世公主号」の船名は削除され、中華レストランやヌードルバーも順次廃止されるなど、中国市場向けに建造された名残は薄れつつある。
同型船
- 1番船:ロイヤル・プリンセス (客船・3代)
- 2番船:リーガル・プリンセス
出典
- ^ マジェスティックP日本初来航 同型船の日本発着の可能性もWEB CRUISE 2017年7月
- ^ “Cruise ship with 800 Covid cases docks in Sydney after touring NZ”. 1 News (TVNZ). (2022年11月12日). オリジナルの2022年11月11日時点におけるアーカイブ。 2022年11月13日閲覧。
- ^ Reid, Neil (2022年11月12日). “Northland on watch after visit from cruise ship with ‘major’ Covid-19 outbreak”. The New Zealand Herald. オリジナルの2022年11月12日時点におけるアーカイブ。 2022年11月13日閲覧。
外部リンク
- マジェスティック・プリンセスのページへのリンク