マクシェイン積分とは? わかりやすく解説

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マクシェイン積分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 07:50 UTC 版)

ヘンストック=クルツヴァイル積分」の記事における「マクシェイン積分」の解説

興味深いことに、直線上のルベーグ積分同様なやり方で再定義することができる。まず初めにヘンストック=クルツヴァイル積分における条件である ∀ i   t i − δ ( t i ) < u i − 1 ≤ t iu i < t i + δ ( t i ) {\displaystyle \forall _{i}\ t_{i}{-}\delta (t_{i})<u_{i-1}\leq t_{i}\leq u_{i}<t_{i}{+}\delta (t_{i})} を δ-細分割 (δ-fine partition) の概念用いた条件 ∀ i   t i ∈ [ u i − 1 , u i ] ⊂ U δ ( t i ) ( t i ) {\displaystyle \forall _{i}\ t_{i}\in [u_{i-1},u_{i}]\subset U_{\delta (t_{i})}(t_{i})} に置き換える(ここで Uε(a) は a の ε-近傍とする)と、上で与えたものと同値になるが、このように変更したあとは条件 ∀ i   t i ∈ [ u i − 1 , u i ] {\displaystyle \forall _{i}\ t_{i}\in [u_{i-1},u_{i}]} を落とすことができて、マクシェイン積分の定義の条件 ∀ i   [ u i − 1 , u i ] ⊂ U δ ( t i ) ( t i ) {\displaystyle \forall _{i}\ [u_{i-1},u_{i}]\subset U_{\delta (t_{i})}(t_{i})} が得られる(この変更結果として得られるマクシェイン積分はルベーグ積分同値になる)。

※この「マクシェイン積分」の解説は、「ヘンストック=クルツヴァイル積分」の解説の一部です。
「マクシェイン積分」を含む「ヘンストック=クルツヴァイル積分」の記事については、「ヘンストック=クルツヴァイル積分」の概要を参照ください。

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