ポエッツ・アンド・マッドメンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ポエッツ・アンド・マッドメンの意味・解説 

ポエッツ・アンド・マッドメン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/22 05:15 UTC 版)

ポエッツ・アンド・マッドメン
サヴァタージスタジオ・アルバム
リリース 2001年4月3日
録音 Soundtrack Studios
オーバーダブ:Studio 900
ジャンル ヘヴィメタルパワーメタルプログレッシブ・メタル
時間 73分05秒(日本盤)
レーベル SPV Steamammer
ニュークリア・ブラスト
プロデュース ポール・オニール、ジョン・オリヴァ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 7位(ドイツ[1]
  • 70位(オーストリア[2]
  • 95位(オランダ[3]
  • 97位(スイス[4]
サヴァタージ 年表
ビリーヴ
(1998年)
ポエッツ・アンド・マッドメン
(2001年)
Still the Orchestra Plays: Greatest Hits Vol.1 & 2
(2010年)
テンプレートを表示

ポエッツ・アンド・マッドメン』(Poets and Madmen)は、アメリカ合衆国ヘヴィメタルバンドサヴァタージ2001年に発表したスタジオ・アルバム。フル・レングスのスタジオ・アルバムとしては11作目に当たる。バンドにとって4作目のコンセプト・アルバム[5]ピューリッツァー賞を受賞した写真家ケビン・カーターを題材としている[6]

背景

ザッカリー・スティーヴンスとアル・ピトレリの脱退に伴い、バンドは4人編成で本作のレコーディングを行った。その結果、『ストリーツ・ア・ロック・オペラ』(1991年)以来10年振りの、ジョン・オリヴァが全面的にリード・ボーカルを担当したアルバムとなった。ただし、ピトレリは一部の楽曲に参加しており、「ステイ・ウィズ・ミー・アワイル」のアウトロ、「モーフィーン・チャイルド」と「ザ・ルーマー」のメイン・ソロ、「カミサール」のメイン・ソロの前半及びアウトロでリード・ギターを担当[7]

日本盤やヨーロッパ盤には、スティーヴンスとピトレリが在籍していた時期のライヴ音源がボーナス・トラックとして収録された。アメリカ盤には、『エッジ・オブ・ソーンズ』(1993年)の日本盤ボーナス・トラックであった[8]「ショットガン・イノセンス」が追加収録された[9]

アルバム・ジャケットの絵は『デッド・ウィンター・デッド』(1995年)、『ウェイク・オブ・マゼラン』(1997年)に引き続きエドガー・ジェリンズが描いた[10]

反響

本作はドイツで大きな成功を収め、メーディア・コントロール・ゲーエフカー・インターナツィオナールによるアルバム・チャートでは7位に達して、バンド初のトップ10入りを果たした[1]。バンドの母国アメリカでは、総合チャートのBillboard 200にはランク・インしていないが、『ビルボード』のインディペンデント・アルバム・チャートでは49位に達した[11]

収録曲

特記なき楽曲はジョン・オリヴァ、ポール・オニール、クリス・キャファリーの共作。

  1. ステイ・ウィズ・ミー・アワイル - "Stay with Me Awhile" - 5:06
  2. ゼア・イン・ザ・サイレンス - "There in the Silence" - 4:57
  3. カミサール - "Commissar" - 5:36
  4. アイ・シーク・パワー - "I Seek Power" - 6:03
  5. ドライヴ - "Drive" - 3:17
  6. モーフィーン・チャイルド - "Morphine Child" - 10:13
  7. ザ・ルーマー - "The Rumor" - 5:16
  8. マン・イン・ザ・ミラー - "Man in the Mirror" - 5:56
  9. サレンダー - "Surrender" (Jon Oliva, Paul O'Neill) - 6:40
  10. アウェイクン - "Awaken" - 3:23
  11. バック・トゥ・ア・リーズン - "Back to a Reason" (J. Oliva, P. O'Neill) - 6:35

日本盤ボーナス・トラック

  1. ジーザス・セイヴス (Live in Germany '97) - "Jesus Saves (Live in Germany '97)" (J. Oliva, P. O'Neill) - 4:28
  2. ハンドフル・オブ・レイン (Live in Germany '97) - "Handful of Rain (Live in Germany '97)" (J. Oliva, P. O'Neill) - 5:27

アメリカ盤ボーナス・トラック

  1. ショットガン・イノセンス - "Shotgun Innocence" (J. Oliva, Criss Oliva, P. O'Neill) - 4:28

参加ミュージシャン

アディショナル・ミュージシャン

  • アル・ピトレリ - ギター
  • ボブ・キンケル - キーボード、バッキング・ボーカル
  • ジョン・ウェスト - バッキング・ボーカル

脚注



このページでは「ウィキペディア」からポエッツ・アンド・マッドメンを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からポエッツ・アンド・マッドメンを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からポエッツ・アンド・マッドメン を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ポエッツ・アンド・マッドメン」の関連用語

ポエッツ・アンド・マッドメンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ポエッツ・アンド・マッドメンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのポエッツ・アンド・マッドメン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS