ボロキシン型、ボロン酸エステル型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/02 14:48 UTC 版)
「共有結合性有機構造体」の記事における「ボロキシン型、ボロン酸エステル型」の解説
ボロン酸の脱水縮合反応によってボロキシン環が形成される。COFとして初めての報告は、このボロキシン環を結合部位に持つ二次元シートが積層した構造を持つCOF-1である。COF-1と同時に報告されたCOF-5は、ボロン酸とジオールの縮合反応により得られるボロン酸エステルを結合部位に持つCOFである。ボロキシン環の形成、およびボロン酸エステル形成は平衡反応であるため、一般にボロキシン型、ボロン酸エステル型のCOFは高い結晶性を示す一方で加水分解を起こすという特徴がある。
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