プルックとは? わかりやすく解説

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プルック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/27 08:17 UTC 版)

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現代的にアレンジされたプルックの道具

プルック(Puluc[1])とは、マヤの一部の地域で行われるボードゲーム。2人で競技するゲームで、すごろくに似ているが、敵の駒を殺すことを目的とする。ベリーズモパン族の間ではブル(Bul)と呼ばれる[2]。フェルベークによると、アステカパトリと共通の起源を持つ[3]

ルール

ここでは、1906年のドイツカール・ザッパー英語版の報告をもとにR・C・ベルが記述した、ケクチ族のルールにしたがって述べる[4]

道具

ハシゴ状に11のマス目に区切られた盤を使用する。伝統的にはトウモロコシの芯を10個並べて作る。

サイコロのかわりにトウモロコシを4粒使用し、片面を黒く塗る。これを投げて、表が出た数が目になる。ただし、全部裏の場合は「5」と数える。

平たい円盤状の駒を各5枚使用し、色によって敵味方を区別する。

ゲームの進め方

両端のマスが各人の陣地であり、最初は自陣に駒を並べる。出た目の数にしたがって駒を進める。

すでに味方の駒のいるマスに進むことはできない。

進んだ先のマスに敵の駒がいる場合、自分の駒を敵の駒の上に置き、敵を捕虜にする。その後は捕虜は一番上の駒と一緒になって動く。

駒が敵陣に達した場合(目がぴったりである必要はなく、たとえばあと2マスで敵陣というときに3が出ても構わない)、その駒と、下になっている味方の駒は自陣に戻されるが、捕虜になっている敵の駒は殺される。なお、敵陣内にいる駒を捕虜にすることはできない。

敵の駒をすべて殺すと勝ちになる。

脚注

  1. ^ Sapper (1906) p.284 による。Culin (1907) pp.141-143 では bool-ik と呼んでいる。なおブルック(buluk)はユカテコ語で「11」を意味する語である。
  2. ^ Verbeeck (1998) p.85
  3. ^ Verbeeck (1998)
  4. ^ Bell (1979) pp.89-90

参考文献

関連項目




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