プラグ熱価
エンジンを安定に運転するために、点火プラグの放電電極の温度を適切に保つことが必要である。その温度を得るための点火プラグの放熱具合が熱価として表される。高性能エンジンでは点火プラグの温度が高くなり、冷え型のプラグ(熱価が高い)を用いる。低速走行を主とするクルマでは焼け型のプラグ(熱価が低い)を使用するのが一般的である。高速エンジンに焼け型プラグを使用すると、プラグの溶損やノッキングなどが発生し、逆に熱価が高すぎると放電部分の温度が下がるためカーボンが堆積し、失火の原因となる。最近では広い運転領域に適合するように、ワイドレンジ型の点火プラグが一般的になっている。
参照 ワイドレンジWeblioに収録されているすべての辞書からプラグ熱価を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からプラグ熱価を検索
- プラグ熱価のページへのリンク