ブラウン郡 (ウィスコンシン州)とは? わかりやすく解説

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ブラウン郡 (ウィスコンシン州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 05:54 UTC 版)

ウィスコンシン州ブラウン郡
グリーンベイ市にあるブラウン郡庁舎
郡のウィスコンシン州内の位置
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1818年
郡庁所在地 グリーンベイ
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

1,593 km2 (615 mi2)
1,370 km2 (529 mi2)
225 km2 (87 mi2), 14.10%
人口
 - (2020年)
 - 密度

268,740人
標準時 中部: UTC-6/-5
ウェブサイト www.co.brown.wi.us

ブラウン郡: Brown County)は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州の東部に位置するである。人口は26万8740人(2020年)[1]郡庁所在地は州内第3の都市グリーンベイである。ブラウン郡はケワニー郡オコント郡と共にグリーンベイ都市圏を構成しており、その人口は30万人を超えている。

ブラウン郡はクロウフォード郡と共に、1812年にミシガン準州議会によって作られたウィスコンシンの当初の2郡の1つであり、その郡域は現在の州の東半分に及んでいた。その後分割を重ねて現在の領域になった。郡名は米英戦争の時の軍事指導者ジェイコブ・ブラウンに因んで名付けられた。

地理

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は615平方マイル (1,592.8 km2)であり、このうち陸地529平方マイル (1,370,1 km2)、水域は87平方マイル (225.3 km2)で水域率は14.10%である[2]

主要高規格道路

  • 州間高速道路41号線(将来)
  • 州間高速道路43号線
  • アメリカ国道41号線
  • アメリカ国道141号線
  • ウィスコンシン州道29号線
  • ウィスコンシン州道32号線
  • ウィスコンシン州道54号線
  • ウィスコンシン州道57号線
  • ウィスコンシン州道96号線
  • ウィスコンシン州道172号線
  • ウィスコンシン州道160号線

隣接する郡

ブラウン郡退役兵記念アリーナ

人口動態

2000人口ピラミッド[3]
人口推移
人口
1900 46,359
1910 54,098 16.7%
1920 61,889 14.4%
1930 70,249 13.5%
1940 83,109 18.3%
1950 98,314 18.3%
1960 125,082 27.2%
1970 158,244 26.5%
1980 175,280 10.8%
1990 194,594 11.0%
2000 226,778 16.5%
2010 248,007 9.4%
2020 268,740 8.4%
WI Counties 1900-1990
郡内田園部

以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 226,778人
  • 世帯数: 87,295 世帯
  • 家族数: 57,527 家族
  • 人口密度: 166人/km2(429人/mi2
  • 住居数: 90,199軒
  • 住居密度: 66軒/km2(171軒/mi2

人種別人口構成

先祖による構成

  • ドイツ系:33.8%
  • ポーランド系:8.9%
  • ベルギー系:7.8%
  • アイルランド系:6.8%

言語による構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 26.1%
  • 18-24歳: 10.5%
  • 25-44歳: 31.9%
  • 45-64歳: 20.9%
  • 65歳以上: 10.7%
  • 年齢の中央値: 34歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 98.9
    • 18歳以上: 96.9

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 33.9%
  • 結婚・同居している夫婦: 53.2%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 8.9%
  • 非家族世帯: 34.1%
  • 単身世帯: 26.5%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 8.4%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.51人
    • 家族: 3.08人

郡政府

ブラウン郡の立法府は26人の委員からなる郡政委員会である。各委員はそれぞれの選挙区を代表しており、任期は2年間、戦況は偶数年の春に行われる。郡政委員の互選により議長と副議長が選ばれている。

ブラウン郡の行政府は、奇数年の春に選挙される郡執行員が長になる。郡執行員は郡政委員会の承認により部門の長を任命する。

その他に幾つかの選挙で選ばれる役人がおり、これらはウィスコンシン州憲法の定めによっているので、憲法の役人と呼ばれる。憲法の役人は党派選挙で選ばれるが、執行員と郡政委員は無党派の立場である。

2008年7月、郡政委員会の票決賛成17票対反対8票で、英語を公式言語と定め、英語を学ぶことを促進するための予算増額を行った。郡政委員会は全て白人で構成されている。郡内にはヒスパニック系やモン族出身の者も多い。郡政委員のジョン・ベンダー・リーストは「これが我々の公式言語であると言っている。これが信じるものであり、英語を奨励すべきである。」と語った[4]

都市と町

都市 未編入の町 インディアン居留地
  • アルーエス
  • アシュウォーベノン
  • ベルビュー
  • デンマーク
  • ホバート
  • ハワード(部分)
  • プラスキ
  • スアミコ
  • ライツタウン(部分)
  • イートン
  • グレンモア
  • グリーンベイ町
  • ホランド
  • ハンボルト
  • ローレンス
  • レッジビュー
  • モリソン
  • ニューデンマーク
  • ピッツフィールド
  • ロックランド
  • スコット
  • ライツタウン
  • アンストン
  • アスキートン
  • ベンダービル
  • ベイセトルメント
  • バックマン
  • チャンピオン
  • チャペルリッジ
  • コッペンズコーナー
  • ディックスビル
  • フォンテノイ
  • エジウォータービーチ
  • グレンモア
  • グリーンリーフ
  • ヘンリーズビル
  • ホランドタウン
  • ハンボルト
  • コルブ
  • クネシュ
  • ラングスコーナーズ
  • ラーク
  • リトルラピッズ
  • ミルセンター
  • モリソン
  • ニューフランケン
  • パイングローブ
  • ピッツフィールド(部分)
  • ポーランド
  • レッドバンクス
  • シャーリー
  • スナイダービル(部分)
  • シュガーブッシュ
  • ウェイサイド
  • ウィキオック
  • オナイダ族居留地(部分)

脚注

  1. ^ Quickfacts.census.gov”. 2023年9月28日閲覧。
  2. ^ Census 2000 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年2月13日閲覧。
  3. ^ Based on 2000 United States Census data
  4. ^ Neuliep, James W. Intercultural Communication: A Contextual Approach. SAGE, November 6, 2008. 7. Retrieved from Google Books on September 10, 2012. ISBN 1412967708, 9781412967709.

参考文献

  • Deborah B. Martin, History of Brown Country Wisconsin: Past and Present. Two volumes. Chicago: S.J. Clarke Publishing Co., 1913.

外部リンク

座標: 北緯44度29分 西経87度59分 / 北緯44.48度 西経87.99度 / 44.48; -87.99




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